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Fiddlesticksの編集履歴2020/08/17 00:09:24 版
編集者:刀鬼
編集内容:一部調整。

Fiddlesticks

ふぃどるすてぃっくす

Fiddlesticks(フィドルスティックス)とは、『馬鹿馬鹿しい!』という意味の英単語。ここでは、Riot社のオンラインゲーム『League of Legends』に登場するキャラクターについて解説する。

概要

《古の恐怖》

ボロ布・ボロ枝・鉄くず部品の細い体に、麻袋のようなものをかぶった奇妙な頭。長身痩躯と言えなくもない長い手足のその姿はまさに案山子(かかし)』。しかしその目は赤く光り、口を開けば布を突き破り凶悪なトラバサミが牙をむく。時には腕が何本も追加で飛び出してくる。手には死神のような大鎌と妖しく光るランプをそれぞれ携えている。

多くのchampionは何らかの背景や事情を抱え、自分なりの意思を胸に戦いに身を置くが、このなんともいえぬ不気味な存在はとにかく正体不明。プレイ中のセリフをよく聞いてみればとにかく支離滅裂な単語の数々。『迷子の子供のような泣き言』『必死でだれかを助けようとする叫び声』『物語の語り部のような穏やかな口調』『自分自身を作り話であると馬鹿にする話し方』等々。しかも全て腹の底から絞り出すような掠れた声で。まるで様々な言葉を口走る九官鳥のように、一貫性のない言葉を並べながらフィールドを彷徨う。

特定の地域に存在するわけでもないらしく、あらゆる地域・地方・時代でまことしやかに語り継がれる恐怖の存在。その名が示す通り、子供の躾のための作り話であるとも伝えられるが、実際に襲われた犠牲者も確かに存在する。大鎌片手にの群れを引き連れ、気が付けば分身に紛れて背後に佇む古のなにか。それが『Fiddlesticks』なのだ。

性能

ロールはMageとSupport。レーンはJungler。

相手が視界を得ていない状態なら全てのスキルにFlee(行動阻害)がつく。とにかく茂みに隠れて相手の視界から隠れ、優れた性能のUltで奇襲し敵を狩りまくる優秀なGank。

その他のスキルも有用なモノが多いが、敵に視界を確保されている状態では性能が全体的に落ち込み一気に不利になる。とにかく相手から隠れて攪乱することが重要。

スキル

  • A Harmless Scarecrow(無害なカカシ)

自動発動の固有スキル。本来全てのchampionが所持・設置できる特定のアイテム群が、自らの姿を模した「身代わり人形」に入れ替わる。

設置するとその周囲に視界を確保すると同時に、敵が近づくと本体と同じアクションをランダムにとって消滅する。ダメージを与えることはできないものの、本体と全く同じ動きをするためかなり効果的。しかも本体は2秒間動かないと「身代わり人形」に擬態するため更に紛らわしい。レベルが上がると周囲の罠やステルスを看破し無効化する。

  • Q:Terrify(テラー)

指定した敵に魔法ダメージとFleeを与える。更に自動効果として、敵に見つかっていない状態からスキルを当てた際にもFleeを与える。身代わり人形に擬態してスキルを当て、行動を阻害してから次の攻撃につなげるなんて芸当も可能。

  • W:Bountiful Harvest(豊かな収穫)

周囲の敵からHPを奪い回復、更に詠唱が完了すれば奪ったHPに応じた追加ダメージを与える。敵が入り乱れるJungleを巡るうえで非常に有用なドレイン効果をもつ。

  • E:Reap(刈り取り)

一定の範囲を鎌で斬りつけることで、当たったすべての敵にスロウ効果を与える。更に範囲の中心にいた敵にはサイレンスを与え行動不能に。射程は長いが攻撃の範囲自体は広くないので慣れが必要。

  • Ult(R):Crowstorm(クロウストーム)

自らの周囲を狂暴なカラスが飛び回り、範囲内の全ての敵に継続ダメージを与える。相手が視界を得られていない状態で一気に懐に飛び込み、範囲内の敵にFleeを与えることで周囲を制圧する。詠唱のタイミングが難しい。

余談

  • 現在の姿やボイスはリワークされたものであり、かつての少々コミカルな言動は鳴りを潜め、とにかく不気味なホラーテイストのchampionに進化した。自陣に戻る際は突然もがき苦しみ、赤黒い魂が体を突き破って飛んでいくというぶっ飛んだ演出となっている。
  • 特定のchampionと関わりがあるわけではないのだが、プレイ中は意外と固有会話が多い。しかし何らかの特別な想いを向けるだとかそういう話ではなく、相手の地雷を踏みぬくような単語や、相手が一番触れてほしくないトラウマを抉るようなセリフを呟くという、なんともいえない演出が組まれている。
  • 冒頭で説明したように、『馬鹿馬鹿しい』を意味する英単語がそのまま名前になっている。これは恐らく作り話として広まった存在ゆえのネーミングだと思われるが、なんとも皮肉が利いている。

関連動画

『デマーシアの恐怖』(閲覧注意)

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