対となるのは「不戦勝」。
理由はいくつかあるが、基本的には
- 試合などに出場できなかった
- 何らかの違反によって反則負けになった
といった理由である。
高校野球、高校サッカーなど学校内部活動の場合
部員数がぎりぎりで大会に参加していたチームが部員数を割り込んだことにより出場を辞退、泣く泣く不戦敗となるケースが当てはまる。
また、2020年に限っては「コロナによる新型肺炎」が校内に流行したことにより出場を辞退、不戦敗になったケースがある(県立岐阜商業高等学校、愛知・東邦高校など)
大相撲の場合
前日の取組で負傷し、当日に休場するというケースがよくある光景だが、まれに互いに前日負傷に陥り、翌日の土俵に上がれず「両者不戦敗」というパターンもある。
また大相撲特有のものとしては、「場所中に現役引退を発表、翌日の取り組みには不出場で不戦敗」というものがある。相撲は基本的に現役引退を発表した場合は、大相撲の慣例として以降の取り組みに出場することはできない。故に公式記録としては最後は不戦敗という力士は数多い(例えば第65代横綱貴乃花は2003年1月場所3日目に安美錦に敗れた後に引退発表しているが、その時点では翌日の取り組みである琴ノ若戦が組まれており、これが不戦敗として記録されている)。