カブトボーグ
かぶとぼーぐ
カブトボーグの概要
カブトムシやクワガタムシを機械化したようなデザインのおもちゃで、タカラトミーの人気玩具シリーズ「ゾイド」の昆虫型のイメージである。
別売の「バトルステージ」でカブトボーグ同士をぶつからせ、相手をひっくり返すか、先にステージから落とした方が勝ちとなる。代表的な決まり手に、シザーオーバー(浴びせ倒し)、サイドスクリューオーバー(横倒し)、キャリードロップ(運び出し)、パワードロップ(力出し)がある。
カブトボーグの販促アニメ『人造昆虫カブトボーグVxV』は、2006年から2007年までBSで放映。全52話。
「ニコニコ動画」にて、毎週金曜日18:00に1週間限定1話ずつ無料配信中。2011年11月4日から無料配信2週目に入る。
カブトボーグの設定
近未来の小学校で「ムシレス」と呼ばれる昆虫相撲が流行しており、それに使われるサイボーグ化された昆虫のことを「カブトボーグ」という。
カブトボーグの種類
旧シリーズ
01 カブトムシ(ブラック)
02 オオクワガタ(ブラック)
03 ヘラクレスオオカブト(ブラック)
04 カブトムシ(イエロー)
05 オオクワガタ(シルバー)
06 ヘラクレスオオカブト(シルバー)
07 コーカサスオオカブト(レッド)
08 ノコギリクワガタ属|ノコギリクワガタ(ブルー)
09 ゴホンツノオオカブト(イエロー)
10 ギラファノコギリクワガタ(ブラック)
11 ネプチューンオオカブト(レッド)
G(グローアップ)シリーズ
G-01 カブトムシ(青)
G-02 ミヤマクワガタ(緑)
G-03 ヘラクレスオオカブト(黒)
G-04 カブトムシ(黒)
G-05 ミヤマクワガタ(紫)
G-06 ヘラクレスオオカブト(赤)
G-07 コーカサスオオカブト
G-08 タランドゥスツヤクワガタ
G-09 モーレンカンプオオカブト
G-10 ギラファノコギリクワガタ
G-11 ネプチューンオオカブト
G-12 ブルーマイスターツヤクワガタ
G-13 サタンオオカブト
G-14 ゴホンツノオオカブト
G-15 マンディブラリスツヤクワガタ
Gシリーズ カスタマイズパーツ
P-01 タイヤセット
P-02 カブトムシアタックアーマー
P-03 ミヤマクワガタバランスアーマー
P-04 ヘラクレスオオカブトディフェンスアーマー
P-05 コーカサスオオカブトアタックアーマー
P-06 タランドゥスツヤクワガタバランスアーマー
P-07 モーレンカンプオオカブトディフェンスアーマー
Vシリーズ
V-01 ヘラクレスリッキーブルー
V-02 オウゴンオニクワガタ
VxVシリーズ
VxV-01 ヘラクレスオオカブト(トムキャットレッドビートル)
VxV-01 ミヤマクワガタ(エレクトリカル・スピードワゴン)
アメリカ版カブトボーグ
01 DIGGOR(カブトムシ・グリーン)
02 RAZOR(オオクワガタ・イエロー)
03 RHINO(ヘラクレスオオカブト・レッド)
04 TRIDAR(コーカサスオオカブト・イエロー)
05 SCARAB(ゴホンツノオオカブト・ゴールド)
06 MAXXO(ノコギリクワガタ・シルバー)
アニメ「人造昆虫カブトボーグVxV」の概要
一見子供向け玩具販促アニメの体裁を取っているが、その実、完全に大人向けなギャグアニメである。
「毎週が最終回」のようなストーリー。それは第1話を見た視聴者が最終回かと思ったほどの急展開。
重要な登場人物が死亡するが、次週に何も説明が無いまま普通に出てくる。
ヒロインが毎週変わる。
世界が滅亡する。しかし視聴者に何も説明しないまま次週に無かったかのように扱われる。
アニメ作品なのに隙あらば視聴者を騙そうとしてくる。
話のクライマックスで「次週へつづく」的な終わり方をしたのに次週に全く関係の無い話になる。
今まで視聴者の見たこともないシーンが回想シーンとして頻繁に登場する。
番組の始めに解説する「前回までのあらすじ」が視聴者の記憶に全く無い。
ストーリーの結末を「次回予告」の中だけで片付ける。
全身シルエットの意味深な謎の男が突如登場するが、2度と登場せず本当に謎の男だった。
現実では絶対に起きないことを大真面目にストーリーに反映させる。(例:おもちゃを養殖で繁殖させる)
視聴者にヒロインだと思わせた可愛い女の子が、実は主人公の父親の変装で視聴者に衝撃を与えた。
視聴者に何も説明の無いままに、いつの間にか世界が崩壊していた事が少なくとも2回以上ある。
おもちゃ「カブトボーグ」の販売促進アニメなのに、「カブトボーグ」についてルール等の解説が一切無い。
主人公が犯罪行為を頻繁に犯す。
視聴者が全く知らないキャラクターが第1話から存在していた事になる。回想シーンが捏造されている。
玩具「カブトボーグ」の宣伝アニメなのに、カブトボーグで人が死んだり、戦争、テロの道具に使ったりする。
あまりにも脚本家が好き勝手にやったせいか、TXから地上波放送を拒否される。
こんな内容ではあるが、名目上は子供向け玩具販促アニメなので、小学館から出ている幼児向けTV雑誌『てれびくん』で紹介されたこともあった。
ちなみにアニメ放送が始まった時には既に玩具の生産は終了していた。
pixivにおける再現漫画
関連動画
韓国のアニメ制作会社G&Gが製作に関わっているため、韓国においても放映されていた。