やあやあ!我こそは、野上玄斎!
国盗り戦の、葦名衆が一人よ!
概要
葦名の分家、平田家の守役で葦名衆の一人。
青い袖無し羽織に袴姿の侍で、葦名流剣術の使い手。
作中で出会うNPC、野上伊之助の父、自身を「老体」と称することもあり、年齢は初老を過ぎた位ではないかと考えられる。
物語での関わり
物語本編の始まる三年前、賊の襲撃を受けた平田屋敷は壊滅的な状態に陥る、これは先だっての戦の折、若い侍のほとんどが出払ってしまい、警備が手薄になった為である。
野上玄斎は、屋敷奥にさらわれた若様、九郎を救うため一人、屋敷前に陣取る賊の様子を岩影から伺っていた。
そこに現れた狼に助太刀を申し出る。
お主、この危地に、良くぞ参じたのう
はぐれ忍も、捨てたものでは無いわ
儂は若様を…九郎様を、救わねばならぬ!
そうせねば、一心様に申し訳が立たぬわ
ともに参れ!
重蔵に勝利した時に、玄斎が死んでしまう事がほとんどで、生還させることも出来るのだが、正史では多勢に無勢、無念と共に息絶え、その手に「にぎり灰」が握られていた。
戦闘
剣の腕前はそれなりで、1対1の状況で刀を持った賊ならば難なく倒す事ができる、しかし実際は毒霧の中で多人数と戦う事になる、玄斎は毒の耐性が低く多人数戦にも疎い、なので先に賊を倒して重蔵が1人になった所を2人で斬ると良い。
作中で唯一共闘する人物で、賊の頭目であるうわばみの重蔵に二人で挑むことができる。
傀儡の術とは違い、味方の攻撃がこちらに当たってしまうことはないが、戦闘前に斬りかかると敵方に寝返ったと判断される為、注意