スキマの有効活用
すきまのゆうこうかつよう
スキマの有効活用とは、東方Projectに登場する境界を操る妖怪、八雲紫の「スキマ」を有効活用した事象である。また、それを表現した作品につけられるタグである。
概要
スキマとは、東方Projectに登場する八雲紫の境界を操る能力において、
境界どうしをつなげる際に開かれる空間の裂け目のことである。
紫はこのスキマを利用することで、本来直接繋がっていない空間に様々な干渉を行うことができる。
「幻想郷縁起」(『東方求聞史紀』)には、紫の項目において博麗霊夢による目撃報告例として、
「気が付くと目の前の食べ物が無くなっていることがあるの。やめて欲しい」
との証言が掲載されている。
著者稗田阿求は紫の能力と関連して、「空間の切れ目から」手を出して取っていくことができると結んでいる。
これも一種のスキマの有効活用である。
阿求の評するところによるとスキマにまつわる能力は、創造と破壊を司る、妖怪の持つ能力の中でも「最も危険な能力」なのであるが、一方で上記のような日常に即した場面でも使われる場面が想像できるため、その応用範囲に、それこそ境界はなさそうである。
このような理由からも、スキマは紫にまつわるものでも特にインスピレーションを掻き立てられる要素の一角であり、二次創作でも様々な形で使用されることになる。
当タグはその内でも特にスキマが仕事をしている(あるいはさせられている)イラストなどに
付けられる、高度なスキマクリエイターに贈られる敬意の表れである。
スキマの有効活用例(関連イラスト)
この他、クリエイター達のインスピレーションはR-18タグがつけられる作品にも及び、
今後もあらゆる創造の境界どうしがスキマを通じて結びつけられていくことであろう。