源千華留
みなもとちかる
概要
CV:中島沙樹
5年A組。長い黒髪に、蝶を象るリボンを2つつけている。ル・リム生徒会長。
原作
身長161cm、てんびん座で血液型はAB型。書道部所属。着せ替え好き。好みのタイプは「無邪気なちっちゃい子」。読者を「お兄様」と呼ぶ。
文庫版
「ル・リムの聖母」の異名を持ち、落ち着いた雰囲気と優しげな言動で人気の生徒会長。妄想癖がある少しトンでる性格だが、その実かなりの策士家で裏リーダー的な存在に見られる場合もあり、「アストラエアの影の女帝」とも呼ばれる。自分の気に入った娘に好みの服を着せて観賞するのが趣味で、変身部(実質的にはコスプレ部)を立ち上げて主に中等部の生徒を勧誘している。書道部所属。ル・リムに芸能科(聖ル・リム女学校Z組)を作ろうと画策している。
詩遠・桃実らスピカ生徒会幹部と公私共に付き合いが長く、暗に天音のエトワール選出馬を助けたり、真箏を煽ってエトワール選乱入を促すなどスピカ寄りの姿勢を見せる。
アニメ版
初対面の時から一貫して渚砂に対して好意的に接しており、深雪とも鋭く牽制し合う場面はない。その一方で、エトワール選出馬直前に天音の記憶障害で思い悩む光莉の相談にも乗るなど中立を保っている。
生徒会長・変身部長だけでなく秘密部(探偵部?)長を兼任しているが、各部の主要メンバーは「生徒会の中等部メンバー=変身部=秘密部」である。シリーズ中では「クッキー同好会」、「一番乗り部」、「喫茶部」などのクラブ・同好会を思い付くたびに立ち上げている。また、演技力があり、学園祭の合同演劇「カルメン」では誰もが静馬(ドン・ホセ役)を本命視していた中、主役のカルメンに抜擢された。しかし、本番中にアクシデントが発生し足を負傷してしまう不運に見舞われる(要と桃実が天音の靴に細工をし、バランスを崩した天音をかばって足をくじいた。劇自体は、渚砂を代役に立てて続行)。
ドラマCD(設定はアニメ版に準拠)第3巻では、2年の頃にスピカ乗馬部の天音と親しくなるが、部長(声:大原さやか)から交際を禁じられたという逸話が明かされている。ただし、千華留が名乗らなかったため天音はこの時のル・リムの女生徒が千華留であることは知らず、カルメンで共演した際も気付かないままでいたことになる。
ゲーム版
自分の気に入った娘に好みの服を着せて観賞するのが趣味などといった設定はゲーム版でも活かされている。