明陀宗
みょうだしゅう
明陀宗とは、漫画・アニメ『青の祓魔師』に登場する架空の仏教宗派であり、それに関する作品に付けられるタグである。
概要
正式名称 | 明王陀羅尼宗(みょうおうだらにしゅう) |
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開祖 | 不角(ふかく) |
本尊 | 降魔剣「倶利伽羅(くりから)」 |
総本山 | 京都洛北金剛深山不動峯寺 |
現頭首 | 勝呂達磨 |
僧正血統 | 志摩家、宝生家、三輪家、鬼頭家、花巻家、冬隣家など |
使い魔 | 烏枢沙摩(うちしゅまー・火属性の上級悪魔) |
正式名称は「明王陀羅尼宗(みょうおうだらにしゅう)」。
仏教系宗派の中でも特殊で、魔を祓うことに特化した祓魔師集団。
世襲制の組織体制をとっており、不角の子孫である勝呂家が座主血統。かつて僧正血統は10あったが、この150年で6家にまで減ってしまった。
16年前の「青い夜」で大量の僧侶が死亡したことから「祟り寺」と恐れられるようになり、信徒や檀家の減少・財政難で存続の危機に陥ったことから、10年前より正十字騎士團に所属することとなった。
今では日本支部京都出張所として祓魔活動は続いているものの、寺としての経営は立ち行かなくなり、本山の寺も荒廃し寂れてしまっている。
開祖の不角は、かつて江戸後期の日本で猛威を振るった強大な悪魔「不浄王」を倒したとされている。
不角は、火の悪魔・伽樓羅(かるら)の憑依した魔剣・倶利伽羅で不浄王を鎮めたが、不浄王の心臓となる2つの目がこの世に残ったため、明陀宗はこれを封印することを使命としてきた。
京都市にある正十字騎士團日本支部の出張所である京都出張所の構成員の多くは、明陀宗の者であり、10年前に騎士團に属して以降、祓魔師の制服は僧衣をベースにした独自のものがある。
また、明陀宗に属する祓魔師の騎士(ナイト)が使用する武器は、これも独自の錫杖(キリク)である。普通の棒術のように使うときもあれば、使い魔の加護を受けて特殊な力を宿す時もある。
階級
※上に行くほど階級が高い
※判明分のみ換算
座主(勝呂達磨)
大舎弟(不在)/阿闍梨寺(不在)
若座主(勝呂竜士)
僧生頭(志摩八百造)/舎弟頭(不在)/権阿闍梨(不在)
僧生頭補佐(宝生蟒)/舎弟頭補佐(不在)
僧生(鬼頭、花巻、冬隣)
律師以下(19名)