ヒサメのストーカー
ひさめのすとーかー
概要
ヒサメやカゲチヨと同じクラスの太っている男子。カゲチヨの事を「ストーカー」、ヒサメの事を「天使」だと思っている。
名前は、不明。
1回目〜2回目
ある日、カゲチヨが教室にスマホを忘れたのがきっかけで、当初はヒサメと連絡をやりとりする程度の関係だったが、段々エスカレートしていき、最終的にカフェに呼び出し、その後ホテルで彼女を襲おうとしたところカゲチヨに見つかり、警察に逮捕された。
2回目の登場は、まるで前回の事を反省していないのような素振りをみせ、ヒサメの家を改造したりするなどして、今度こそ自身の望みを達成しようとしたところ、またカゲチヨに見つかり警察に逮捕された。
ここまでは、これらのように彼の方に非がある(非しか無い)。が...
3回目以降
3回目の登場は、前回とは異なり今まで自らの行動を反省しており、寺で修行していた(寺に来ていた人達からもいい人だと思われている)。が、突如、異宙人達に自身の身体を実験して力を与えてやると依頼され、当初こそ断っていたが、公園でリア充がいちゃついているのがきっかけで自身の身体を改造した。
そして、自らがこうなった原因であるカゲチヨに復讐するために、ヒサメを誘拐し、彼に決闘を申し込んだ。以前とは比べられないぐらいパワーアップしているため、カゲチヨのウィルスは全く効かず、彼を追い詰めるが、それまでこんな状態でも眠っていたヒサメが目覚め、彼女の手によって倒された。
そして、最後の登場である4回目は、異宙の刑務所で捕まっていたところ、「ソロモン72柱」のグレモリーによって、もはや人間ではない化け物に変化し、ヒサメを除く地球人を滅ぼそうとしていた。
何度も襲ってくる彼を今度こそ殺そうとするカゲチヨだったが、ヒサメが「これは私と彼だけの問題」
と言って、彼の体内に入っていった。
衝撃の事実(ネタバレ注意)
体内に侵入したヒサメだったが、そこで見たのは、彼のそれまでの出来事。
それは、小学生の時からクラスメイトに、何事にたいしても「キモい」などイジメを受けていた(しかも結構悪質である)。
その事について親に話すが「そんな事を親に言って情けない奴だな!!」と、まるで相手してもらえなかった。しかし、彼は「いつか・・・頑張っていれば・・・見たくれる人が現れる筈だ!!」と信じて勉強を頑張ってきた。
そして、時は流れ現在に至るが、それまでの過程でもイジメられ続け、親にも邪険扱いされてきた模様。とある日、イジメられていたところ、ヒサメが「何かに夢中になっている人はカッコいいよ」
と励ましてもらい、それが今回の一連の事件のきっかけでもあった。
その事を知ったヒサメは、彼のコアにたどりつく。彼も、またヒサメの記憶をこの能力によって知り、
彼女の気持ちも理解していた。ヒサメは彼のコアを破壊しようとするが、彼は勇気を振り絞り、彼女に告白した。そして、ヒサメはそれを断り、理由は「あなたが好きじゃないから。」と返し、ようやく、自身の過ちに気づいた。
そして、彼は「生きている意味はない」と感じ、自らのコアを破壊し、一連の出来事に終止符を打った...
余談
彼は、特にファンの間でも好き嫌いが激しいキャラであり、作品の評価が分かれるだけでなく、カゲチヨやヒサメの評価にも繋がる原因となった。(特に3回目の登場以降)
原因は以下の通りである
・カゲチヨやヒサメが、最後まで力ずくで解決しようとする描写
・それまでの彼の行動
・事実を発覚した瞬間、ファンが手のひら返しした点
など様々である。
しかし、今の社会問題を取り扱う事が多い、今作にとっては、彼のキャラが今の現状を伝えるきっかけの一つに繋がったかもしれない...