神代亜矢子
かじろあやこ
「SIREN」に登場するキャラクター
概要
演:松井亜耶
1986年8月24日生まれ。16歳で高校生。
神代家の長女で神代美耶子の姉であり、「神の花嫁」として常世へ旅立つ運命にある妹に対し、子を成して神代の血筋を繋いでいくことを運命付けられた存在。
自分よりも、妹に畏敬の念が集まっていることに劣等感を持ち、許婚の神代淳までもが妹に執着していることに激しく嫉妬。
彼女も美耶子と同様、不死の命を持っているが、妹とは違い何不自由ない生活を送り、普通の人間として育てられたせいか、一族の秘密については何も知らされていなかった。
それでも、「儀式の際に美耶子が人身御供になる」という事実は把握しており、妹へ同情するよりもむしろ、妹が消えることで彼女に向けられている畏敬が自身に向くことを内心願っていた。一方の美耶子も姉の本心を見抜いており、ほとんど無関心もしくは辛辣な態度を取るため、姉妹仲はお世辞にも良いとは言えない。
本来、妹と形は違えど重要な役割を担う人物だったが、終盤黒幕が『美耶子の生贄によって儀式が完遂された』とみなし、『次の実(生贄)は要らない=それを産む役目の亜矢子も不要』と判断したため、ついでのように焼き殺された。