不俱戴天
ふぐたいてん
「不俱戴天」とは、四字熟語の一つ。
意味
不倶戴天とは、非常に強い恨みや憎しみという意味のこと。「戴天」は天下にいること、「不倶」は揃わないという意味を持ち、どちらも古代中国の文献を由来としている。
文献では父親の仇は同じ天下に一緒にいられないほど憎いという内容で使用され、その文言がそのまま「不倶戴天」の語源となった。
「不俱戴天」の最たる実例として、戦前・戦中のアドルフ・ヒトラー率いるナチスドイツとヨシフ・スターリン率いるソヴィエト社会主義共和国連邦は大変有名な逸話であった。