人物
清霞が幼い頃から、彼の身の回りの世話をしている中年の女性。
優しげな雰囲気の、小柄な女性。
物腰が柔らかく温厚な性格で、昔の名残りからか清霞を「坊ちゃん」と呼ぶ。
清霞の性格をよく理解しており、久堂家を訪れた美世には「本当は優しい方」と伝える。
清霞と美世の距離が縮まっていくのを側で見守り、時に二人に助言をすることもある。
美世が街中で香耶と再会した時には見計らったように二人の前に登場し、使用人の同僚かと問う香耶に対し「美世様は清霞様の妻になる方」とさりげなく否定した。
斎森家での騒動で傷を負い、気を失っていた美世が目覚めた時には涙を流して喜んだ。(小説版1巻)