ミゼルヒビィ・ヒュドラ・ネビュリス9世
みぜるひびぃひゅどらねびゅりすきゅうせい
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の登場人物。ローマ字表記:Mizerhyby Hydra Nebulis Ⅸ
「――さあ、この世でもっとも気高い力を見せてあげる」
概要
ヒュドラ家の次期女王候補の王女。ヒュドラ当主タリスマンの姪。
『光輝』という特殊な星霊を宿し。本来は、タリスマンと同じ金髪が、星霊の発現と同時に青く染まった経緯を持つ。
人物像
皇庁の姫君に相応しい気品と優雅な仕草まで計算尽された淑女で非情に聡明だが、百戦錬磨の老獪さを誇る叔父に比べると沸点は非常に低く、激昂すると星霊光を放出した挙句髪がメドゥーサのように逆立って、口調も些か乱暴になる。
能力
仮面卿の提案した始祖復活によるデメリットを的確に見抜いて指摘するなど上記にもあるように非常に聡明。タリスマンをして今すぐ女王になってもおかしくない器量と絶賛されている。
保有する『光輝の星霊』は他人の星霊に力を与える代わりに己の軍勢たる『暁の軍勢』として操る力を持ち、通常の星霊使いを純血種クラスにまで力を引き上げ、これにより純血種十数人に相当する戦力を作り上げ『歩く星脈噴出泉《ボルテックス》』の二つ名で畏怖されている。
また、この力を己自身に使い戦闘を星霊に委ねることで強大な肉体能力を得る。