赤馬零王『控えろドクトル。お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな』
ドクトル『勝てない!?あなたはこの天才科学者ドクトルに不可能があるというのですか?僭越ながら私の頭脳はアカデミア一であると自負しております。私がパラサイト・フュージョナーを開発したのはリアルソリッドビジョンの可能性を追求するため…あなたも同じ科学者ならおわかりになるはず。そこに挑戦すべき研究テーマがあるならどこまでも突き詰めてみたいと思うのが…』
赤馬零王『そうだ。私もかつて同じことをした。自分の興味の赴くままリアルソリッドビジョンに命を与えようと…その結果悪魔の誕生に手を貸してしまった。君の考えは危険だ』
概要
「お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな」とは、『遊戯王ARC-V』第127話「リバイバル・ゼロ」にて、自身の作ったパラサイト・フュージョナーの呪縛を自力で破った榊遊矢に対して知的好奇心を刺激され、彼にデュエルを挑もうとしたドクトルを制し、デュエルの機会すら与えずドクトルをカード化した際に発したセリフである。
有無を言わさずに味方をカード化するというのは一見非情な行動に見えるが、赤馬零王は過去に知的好奇心にとらわれた結果世界を滅ぼすきっかけを作ってしまったという過去がある。
榊遊矢の危険性を知らずにエスカレートしていくドクトルの姿が過去の自分と被り、その行動を止めるために出た言葉なのだと思われる。
そしてカード化も死と同義ではなく、元に戻る手段が存在した。