フォーミダブル(アズールレーン)
ふぉーみだぶる
CV：釘宮理恵
概要
本KAN-SENは、2019年9月11日〜10月2日までの特別イベントにおいて、ロイヤルに所属するイラストリアス級の3番艦として、期間限定建造で実装された艦である。
特徴
床につくほどの明るい銀色の髪に、彼女の姉に当たるイラストリアスやヴィクトリアスとは異なり、赤い瞳を持つ（イラストリアスらは青色）。服装はゴシックロリータ調のメイド服に似たものであり、航空甲板がリボンのような形で表現されている。
また、アズールレーンにおいて、最近実装されるKAN-SENでは定番となっている、いわゆる表情差分も設定されている。
イラストリアスの妹らしく、そのとてつもない胸部装甲も特徴。
2周年と言う事でゲーム外部でも様々なイベントをやっておりアズールレーンと言うゲーム自体の知名度が上がっていた事もあり、フォーミダブル目当てで新規にゲームを始めたプレイヤーが相当数いた模様。
実際、実装されるなり同時期実装の艦はおろか、本作のサービス開始以来ぶっちぎりと言っていい人気を発揮しており、方々で圧倒的なペースでイラストが投稿され続けている。
寮舎ではスカートを抑えながら優雅に歩くが、つつくと涙目になったり、お立ち台に乗せると大きく頭の上で腕を振って踊るなど、おちゃめでアクティブな面も多い。
ロイヤル所属らしく優雅な淑女の立ち振る舞いを見せるが、たまに地が出るのか「こんちく…！」と言いかけて慌てて止める時がある。また、指揮官が見ていないとサボろうとする一面も。
「重い」と言われる事を非常に気にしており、イベントではカラビニエーレがこれを口走った際に「じっとしてなさい！」を発動させてまで威嚇しておびえさせていた。
これは母港でのタッチ3台詞にある「進水の時のやらかし」にも関係あると思われ、史実でのフォーミダブルは進水式を待っている時に自重で船体を支えていた木の枠組みが破損してしまい、予期せぬタイミングで進水してしまっている。フォーミダブル本体は無傷だったものの、死者1名・重軽傷者20名という割と大きな事故になっており（本人は「ちょっと」と誤魔化しているが）、このせいで「重い」と言われる事を気にしているのだろう。
チョーカーからネクタイのような布が垂れているが、運営が公式漫画『びそくぜんしんっ！』絵師のホリ氏に提供した資料データによると、これはネクタイではなく「おっぱい布」という何ともストレートすぎる名前らしい。
なお彼女は「ケッコン」すると母港におけるセリフが一通り専用の物に変わる特別仕様。
通常は詳細確認時の台詞にケッコン時のものが追加される程度であり、他には「封じられていた感情が指揮官との交流で芽生える」と言ういかにもなキャラ設定があるガスコーニュくらいにしか見られない仕様。
ケッコンすると彼女が地を見せるのを遠慮しなくなる訳だが…どんな姿が見られるのかはケッコンして自身で確かめてみて欲しい。
ちなみにイラストリアス級空母は全部で6隻建造されているが、4番艦からは改良(?)が加えられてかなり仕様が変わっているため、純粋な同型艦としては3番艦フォーミダブルが末妹と言える。
性能
イラストリアス級だけあり、空母にも関わらず重装甲を持つ。
…が、姉妹として共通する特徴はそれと「素の制空値と装填がとても低い」くらいで、性能は三者三様。
イラストリアスは2枠の戦闘機スロットに加えて防御スキルを持つ防御特化。
ヴィクトリアスは戦爆攻の平均的なスロットだがスキルが全部攻撃スキルでしかも確率発動のバクチ仕様。
フォーミダブルは戦/爆・攻攻で艦載機構成で脳筋になる事ができる（下記参照）がスキルは攻撃支援防御の3スキルをバランスよく持っており確率にも左右されにくく、安定した攻撃重視。
重装甲故に本人の耐久力はかなり高いが、制空力が低く前衛を守る事もできないので、姉のイラストリアスと違って敵の攻撃が厳しい高難度海域に連れて行くにはかなり場所を選ぶ。
手動操作で使いこなせれば高HPのボスを一瞬で沈める攻勢の起点にはなれるので腕次第。
艦載機の第1スロットは最初は戦闘機のみ装備できるスロットだが、完凸すると爆撃機も装備できるようになるため、戦攻攻か爆攻攻という艦載機構成にできる。
もちろん爆攻攻にすると戦闘機を一切積まないことになり、空母でありながら相手の艦載機に抵抗力を持たなくなる。
スキル
- フォロワーウィング
以下の3つの効果を持つ複合スキル。
①自身の航空ステータスが5％（最大15％）アップする。
②フェアリーアルバコアを装備している場合、その装備枠の装備補正が5％（最大15％）アップする。
③フェアリーアルバコアを装備している場合、自身の航空攻撃時に70％（最大100％）の確率でフェアリーアルバコアによる追加攻撃を行う。この攻撃が命中した敵を80％の確率で9秒間「浸水」状態にする。
①はフェアリーアルバコアの有無に関係なく必ず発動する自バフ。
②はフェアリーアルバコアを装備しているスロットのみが強化される効果。装備補正を強化する関係上、元の装備補正が低めな第3スロットの方が若干ながら効果が高い。攻撃機のスロットを両方ともフェアリーアルバコアで埋めれば両方とも強化されるが、強化された状態であってもバラクーダT3に比べると強いかどうかは微妙な所なので注意。
③は追加攻撃スキル。浸水状態は基本的に防御されない強力なスリップダメージ状態。
特に③はスキルレベルを最大にすれば確定で発動するため、フォーミダブルの攻撃量の水増しとしても単純に使い勝手が良い。
攻撃機を両方とも汎用魚雷（敵の位置をサーチせずまっすぐ横に向かうタイプ）の攻撃機で揃えれば、画面上下いっぱいに埋め尽くすほどの量の魚雷が一度に出る飽和攻撃になる。
魚雷が敵に到達する頃には、下記の「じっとしてなさい！」の効果のうち完全停止の時間は切れて敵が若干動き出しているが、返ってそのせいで密集している魚雷を複数踏んづける事にもなりやすく、一度の航空攻撃で与えられるダメージが高いレベルで安定してくれる。
- じっとしてなさい！
自身の航空攻撃時50％（最大80％）で発動し、全ての敵の速力を0にする。この効果は0.5秒間（最大1.5秒間）持続し、その後2.5秒間かけて減衰して消滅する。
「敵の速力を0にする」というとんでもないスキル。
速力0と言う事は一切動かないということで、さながらザ・ワールド。
流石に持続時間はスタンドに目覚めたばかりのDIOよろしく最大でも1.5秒しか持たないが、この1.5秒が切れた後でも速力がすぐに戻る訳では無いため、手動操作ならば味方の戦艦主砲とタイミングを合わせる事も十分可能なレベル。
オート操作だとそうはいかないが、同じタイミングで発動する前述のスキル「フォロワーウイング」の追加攻撃は速力低下中に攻撃が当たるため勝手に噛み合ってくれる。
なおこのスキルは、初登場イベント『悲歎せし焔海の詩』のシナリオにて気迫で相手を威圧することで一瞬竦ませてしまうという原理だと描写されている。
- ボックスハンガー
自身が受けるダメージを3.5％（最大8％）軽減する。
自身が航空攻撃を行う場合、10秒間の間、自分以外の主力艦隊が受けるダメージを3.5％（最大8％）軽減する。
常時発動型のダメージ軽減。航空攻撃を行うたびに自分以外へのダメージも軽減する。