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共産趣味

きょうさんしゅみ

左翼陣営・左翼思想、特に新左翼・過激派の行動・言論等を観察する嗜好 日本にも存在する。

興味本位・お笑い型

  • 主に50 - 70年代の学生運動の生態や分裂を繰り返す極左団体・世界の共産主義運動や共産圏などへの興味から、文献・画像・グッズを漁ろうとするタイプで政治思想的にはむしろニュートラルであることが多い。
  • 余計なトラブルを避けるためか、自分自身の思想などをあまり書きたがらないケースも少なくない。
  • また文献などを漁るなどの行為は場合によっては共産主義の古典などへの知識も求められるためそういった文献を熱心に読む者も少なからず存在する。

ミリタリー・マニア

グッズ

  • 層が重なることもあり宗教右翼警察など、左翼に敵対的な立場の存在の文献・画像・グッズを漁る者、共産趣味の対象になりうる文献を電子化しネットに公開する者もまた存在する。

こすすいしゅぎ

  • 右翼宗教警察自衛隊(軍隊)関係のウォッチャーを「国粋趣味者」「萌国趣味者」(「報国」と「国萌え」をかけている)などと呼ぶこともあるが、あまり言葉としては定着に至っていない。

シンパ・思い入れ型

  • 共産主義社会主義無政府主義、あるいはこうした思想を掲げる組織などに共感少なくとも幾分かの思い入れを抱きあるいはそれらに対する一定の評価をしつつも多くの場合その負の側面を捉、距離を保ちながら観察する。
  • 場合によっては、集会やデモに参加して、その報告を行うこともある。
  • 機関紙誌に投稿している趣味者など距離の置き方が狭い場合も存在する。

ネット使用

  • こういった場合距離をおいて自分たちのことを見ることができるかが重要な部分であるという考えが共産趣味に該当するネット掲示板の参加者においては、共有されていると見られる。

傍観・冷笑型

  • 現在も活動を続ける過激派、左翼組織、活動的個人の実情からかけ離れた大言壮語やそれとうらはらな運動・組織実態を、冷静あるいはシニカルにネット上などで指摘するタイプである。
  • お笑い型と通じるところもあるがより傍観的色彩が強い。
  • その書き込みが強いニヒリズムを感じさせることもあり、また「主義者」に対する冷笑ともとれるので思い入れ型趣味者と激しい論争になることもある。
  • この型に属する者も概して情報収集には力を入れており思い入れ型などが思っていて言えないことを直截に指摘することもあるので趣味者全体からは重宝がられている場合が多い。

回顧・回想型

  • かつて活動家として左翼運動や党派に参加した経歴を持つ者が自己の体験や見聞をネット上などで語るタイプである。
  • 長い年月を経て過去の体験をある程度は客観的にみている場合が多くその内容が一般には知られていない貴重な証言となっている例も少なくない。
  • 過去に自己が関わった運動・集団に対する態度は、今でも密かな思い入れを感じさせるもの愛憎が入り交じった複雑なもの過去の体験が今も傷として残っていると感じ取れるものなどさまざまである。
  • いずれの場合も、現在の自己については口を閉ざして語らない者が少なくない。

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共産趣味の編集履歴2012/01/16 12:08:42 版