ALESTE
あれすた
ゲーム概要
ALESTE(以後アレスタ表記)とはセガからコンパイルに「シューティングゲームを作ってほしい」という依頼の元、ザナックの後継作として作られた縦スクロールシューティングゲームである。
海外では「Power Strike」のタイトルで発売、1992年には海外のみだが「Power Strike2」が発売された。
以下はセガから発売されたセガマークIII/マスターシステム(以下SMS)版を記載する為、MSX2版に関してはアレスタ(MSX2)を参照。
ゲームシステム
ストーリー
宇宙歴6180年 惑星リマールは超巨大コンピューター"DIA51"に環境維持の全てを任せていた。
ある日DIA51が酸素合成用の新植物を生成するため遺伝子操作を行っていたとき、突然大規模な地震が発生した。
そのときの振動は、DIA51のデータに狂いを生じさせ、遺伝子のDNA配列を変化させてしまった。
しかし、皆、地震の方に気を取られていたので、だれもデータの狂いに気がつかなかった。
そして、しばらくは何の変化もなく過ぎていったかのように見えた・・・。
大地震からちょうど一月ほど経ったある日、突然、DIA51の監視員が
「DIA51の操作に異常発生・・・・・。」を告げる通信を最後に連絡が途絶えてしまった。
その直後、世界中の地表面の温度が急激に上昇しているのが観測された。
また、DIA51がある地区の防衛軍基地との通信も不通になり、ことは重大を極めた。
惑星政府は、直ちに特務調査局に原因の究明を依頼した。
調査局はその期待に応えるべく最新鋭戦闘機アレスタを派遣する事にした。
しかし、その行く手には、コンピューターの異常によって進化したμ植物が待ち受けていた。
しかもそのμ植物は知能を持っている上、人間の脳に寄生して、宿主を自在に操る事ができた。
その後、μ植物はDIA51によってさらに進化し、さまざまな武器を造り出して、リマール全域を侵し始めた。
μ植物を制圧するにはDIA51内に築かれた彼らの要塞を破壊するしかないのだ。