概要
漢王朝が周辺の冊封国に贈った金の印章。
文書を送る際に紐で結んで粘土で留めておき、その粘土に印を押して使用する。こうすることで送る途中で文書が読まれていないかがわかる。
ツマミの部分は動物の形を模していて、贈る国の位置によって動物の種類が決まっている。北方ならラクダ、南方なら蛇の印が贈られる。
日本には奴国と邪馬台国に贈られたという記録が残っている。邪馬台国のものは発見されていない。奴国のものについては後述。
漢王朝が周辺の冊封国に贈った金の印章。
文書を送る際に紐で結んで粘土で留めておき、その粘土に印を押して使用する。こうすることで送る途中で文書が読まれていないかがわかる。
ツマミの部分は動物の形を模していて、贈る国の位置によって動物の種類が決まっている。北方ならラクダ、南方なら蛇の印が贈られる。
日本には奴国と邪馬台国に贈られたという記録が残っている。邪馬台国のものは発見されていない。奴国のものについては後述。