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編集者:塩田多弾砲
編集内容:文章を一部追加。

概要

CV:緒方賢一

マイケル・マーシュ専用の通学用ロボット兼お目付け役。身長140cm。

まじめで頑固な性格でボディはトリコロールカラー。

制作者のキウイ・グレゴビッチの勝手な判断で膨張合金ガラットを組み込まれ、ジャンブークルット、ジャンブーガラットに巨大変形させられる。

当時の設定資料によると、「オート三輪くらいの旧式機」らしい。そのため、子供の使用する通学用マシンとしてもかなり古いものとして認識されており、マイケルの級友たちからも「ダサい」と言われていた。

両手首も、ペンチ状のマニピュレーターであり、パティーグやカミーグの五指のそれではない(そのため、その両機体よりもさらに古い型式と思われる)。

ジャンブー・クルット

ジャンブーが、膨張合金で巨大化した形態。

クルットへの巨大化は、まずマイケルが背中に乗り、取手に内蔵されたレバーを引く事で行われる。

その際に「みなぎるー!」の声とともに巨大化。また、各パーツも鋭角化・多面体化し、曲線の多い通学ロボ時よりも、シャープな印象のロボになる。

その姿は通学ロボとほぼ同じだが、劇中ではなぜか誰もその事を指摘しなかった。

この時点でも、まだ通学ロボ時の意識と記憶を有し、パイロットなしでの自立行動も可能。

マイケルは背中のハッチから胸部内に形成されたコックピットに乗り込む。

武器は「バンザイ剣」。手のひらから柄が出て、それを握った後で刀身が伸びる。

一応この形態でも戦う事は可能。しかし非常に弱く、毎回敵にやられるのみだった。

ジャンブー・ガラット

ジャンブー・クルットが、上下反転し、変形した形態。

クルットの背部ウイングが畳まれ、両腕をバンザイするように振り上げ、両肩がクルットの頭部を収納。上下にひっくり返る。

そして、上下逆さまになったコックピット内のマイケルが、天井から下がったレバーを引きつつ「チェンジング・ガラット!」と叫ぶ。

叫ぶ事で、コックピット内では、パイロットに専用コスチュームが装着され、そのままコックピットブロックが上下にひっくり返る。

クルット時の両腕は両足に、両足は両腕に変形。クルット時のマニピュレーターが収納され、足首パーツが装着、両腕から五指の手首マニピュレーターが展開した後、ガラット時の頭部が胴体より出て、「ガラット!」と決めポーズをして変形完了する。

この状態ではかなり強力な戦闘能力を有しており、中盤になるまでほぼ苦戦する様子は見せなかった。また、クルット時では背中に位置していたハッチが、胸部(「G」のアルファベットが付いているところ)になり、そこからパイロットが出入りして姿を見せる事が可能。

ちなみに、デザイナーは大河原邦夫氏だが、多忙であったためにガラット時の頭部デザインは他者に任せている(パティーグ、カミーグも同様)。

ガラット形態に変形した時点では通学ロボ、およびクルット時の意識と記憶は封じられ、動作もパイロットの操縦が無ければ動けなくなる。

武器は「ガラット・アームド・バリアンティ」。背中部分に搭載されており、ビーム剣の「ガラットディバイザー」、光線銃の「ガラットブラスター」、槍の「ガラットジャベリン」の三形態に変形し、状況に応じて使用する。

ちなみに他のガラットも使えるらしい。劇中ではパティーグ・ガラットに(ほぼ無理やり)奪われて使われた事もあった。

編集者:塩田多弾砲
編集内容:文章を一部追加。