ル・オー
るおー
概要
CV:高橋研二/非公表(人型時)
グランブルーファンタジーの世界において、世界創世の頃より存在する「六竜」と呼ばれる強大な竜の一体。
戦闘時には意味不明な言語を発しているが、実はこれは本来の台詞を逆再生したものをローマ字読みで発声している(他の六竜も同様)。
ゲーム内において
バトルシステムVer.2の最高難易度クエストである「六竜討伐戦」の光属性を担っており、HPの高い内は全体攻撃、HPが低くなると多段ヒットの単体攻撃を仕掛けてくる。
それ以上に特徴なのは、自身のHPが一定以下にならないかぎりに毎ターンのHP回復。これはル・オー自身だけでなく味方パーティーにも適応されるのが特徴。ル・オー自身のHPが約4億8000万あるとはいえ、毎ターンに100万回復するのは非常に痛いともいえるだろう。
様々な攻撃を仕掛けてくる中で、とてつもなく厄介なのが特殊技の『導の破閃』だろう。この特殊技、何と強制敗北である。自動復活などがあっても回避できるようなものではないが、予兆の「敵に攻撃を99回当てる」に対応できるかどうかで決まるのでソロ討伐称号目当て以外では、救援依頼を行うのが数少ない対策なのかもしれない。
イベント
エルーンのようなケモ耳の生えた男性の姿で登場。
如何にも厳格そうな外見と言い回しから冷たい印象を与えがちだが、その実態は六竜どころか登場人物中でも屈指の真っ当に優しい人(竜)との声も多い。
・「(六竜は)島と砂粒の区別がつかない」と評される中、主人公とビィの関係を慮って力を手放した際のリスクと影響について細かく説明してくれる。
・それを踏まえた上で、主人公に対しても圧倒的な力で奪い取る形にする事で、自分が憎まれ役を演じようとしていた節がある。
・割とキレ気味に試練に割り込んできたシエテ相手に鷹揚に対応して引き下がる。
・そもそも主人公とビィ(特異点と赤の仔竜)を引き剥がすこと自体が不本意であると述べている。
・試練で重傷を負った主人公を自らの治癒能力で治している。
・「小さな犠牲を数えることは我々のようなモノには難しい」と言い放ちながら、主人公、ビィ、ルリアの関係を案じている。
・根本的な問題として、ヒト一人に世界の命運を託すことは荷が重すぎるとして否定的。
・そのような「不完全な世界」を正せない自分の力不足を憂い、敵意はむしろ「いっそ神を滅すことも視野に入れるべき」とまで言い出す程度に創造者に向いている。
……とまあ、こんな具合である。
概ね空の民に好意的な六龍の中でも特に好意的であり、ヒト再現度が高いのも無駄に装飾品が多いのも、ヒトに好意的で文化にも興味を持っているためだと考えられる。
「勝手に慈悲を見出すのを止め給え!!」