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内府軍(SEKIRO)

ないふぐん

内府軍(ないふぐん)とは、フロム・ソフトウェア開発のアクションゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に登場する敵組織。

概要

葦名を滅ぼし竜胤による不死の力を手に入れようとする中央政府の兵士軍。

掲げる家紋は『蔓二つ葵亀甲に裏葵』。兵は最新の赤備えで武装しており、その軍事力の高さが伺える。しかし内府の軍事力の最たる所以は南蛮由来の知識で作り出された凄まじい威力を持つ火薬『雷汞』であるとも言われており、その製法は秘匿されている。

葦名に侵攻して返り討ちにあっているが葦名方に多大な死者を出しており、大手門の戦場跡はその壮絶な戦況を物語っていた。

それからは葦名一心の威光が抑止力となり戦火は一時的に落ち着きを取り戻しているが、葦名と内府の戦は一触即発の状況になっている。

物語序盤から内府の忍びである孤影衆を葦名に送っていたが、ことごとく天狗の面の何者かに全滅されてしまい葦名への調略戦は失敗続きであった。

しかし物語中盤に、内府に寝返った葦名の内情を知る人物を率いたことにより孤影衆と共に葦名への侵攻に成功、葦名が内府に対抗する秘策である赤鬼の偵察をはじめ、さらに間接的ではあるが不死の力を持つ九郎への接触にも成功する、しかし不死の力を手に入れるまでには至らなかったた。

そして物語終盤、病によって一心が身罷ったことを知り、火を苦手とする赤鬼への対策として葦名城に火を放ち、本格的に攻め落とすこととなった。

登場する構成員

赤備え 小太刀二刀

赤備えの中でも潜入に特化した兵士。

家紋を消した当世具足に黒い外套、特徴的なとんきょ帽に白い髭が目立つ赤漆塗の烈勢面を着けた姿をしており、腰には兵糧袋と水筒も装備されている。

物語中盤の忍び軍襲来時に登場、月隠の飴を使って孤影衆と共に葦名に攻め入り、葦名の足軽達を戦意喪失にまで追いやった。

  • 小太刀

両脇に一振りずつ差している小太刀。

鮫肌に牛表革黒捻巻の柄、木瓜鍔に直刃の刀身が付いている。

赤備え 二刀

赤備えの中でも戦闘に特化した兵士。

胴に家紋が入った袖なし当世具足に日よけの付いたとんきょ帽、面頬は着けておらず煤だらけの顔が見えた姿をしている。

物語終盤の葦名城攻略戦に登場、高性能の武器と人数に物を言わせ、葦名城の足軽や侍達を蹂躙していった。

火攻めを行うため、火傷治しの粉薬を備え持っている。

赤備え 重装

赤備えの二刀持ちの中でさらに戦闘に特化した重装兵士。

釘抜紋前立の頭形兜を着けた完全装備の当世具足に燕頬を着けた姿をしている。

物語終盤の葦名城攻略戦に登場、背中に火器も満載して葦名城の侍大将クラス斬り伏せた。

  • 打刀

腰に二本差ししてある打刀。

小太刀の方を伸ばしたように同じ作りをしている。

  • 棒火矢

赤備えの重装兵や一部の二刀持ちが装備しているロケット砲。

抱式火矢筒から1発ずつ棒火矢を発射し、着弾すると炎上属性を伴う爆発が発生する。

赤備え 火炎砲

刀の代わりに火炎砲を持たせた重装備兵。

赤備え二刀数人と共に行動し、凄まじい威力の火薬である雷汞の猛威を見せつけた。

  • 手筒火炎砲

手筒花火によく似た火炎砲。

巨大な黒竹を加工して火薬を詰め太縄を何重にも巻いて補強したもの、肩から下げるための縄には火薬入れも付いている。どうやら使い捨て式のようで、内府の防衛線内には同じ火炎砲が大量が置かれている。

赤備え らっぱ衆

赤備えの重吉

余談

関連タグ

SEKIRO孤影衆

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