貧ちゃん
びんちゃん
貧ちゃん(おじゃる丸)
概要
CV: 齋藤彩夏
おじゃる丸に登場する貧乏神の事で、様々なあだ名で呼ばれるその1つ。
電ボのセリフから男性かもしれない……が、後に貧ちゃんも所属する『月光町ちっちゃいものクラブ』にて、「男の子と女の子、どっちが可愛い?」の議論になった際、「わたしは男の子と言えますし……女の子とも言えますし……(要約)」と曖昧に返答、遠回しに「自分は性別を超越した存在である」と明言した(男神とも女神とも言及されていない以上、もっともな事実であるが)。
おじゃる丸以外の人間からその姿を確認する事はできないが、人や動物から「やる気」を吸い取ってしまう。
しかしそれを吸い取らないでいると、見た目や性格まで変わってしまう為、貧乏神にとって欠かす事のできない事のようだ。
尚、普段は大人しく控え目な言動で接するが、怒った場合は目許に影が帯びて巨大化、一喝する事もある。
その他にも、皆見た目がそっくりな家族や親戚がたくさんいる、貧乏神一族が年に一度入浴するお風呂デー(しかも誰にも見られてはならない)、服を着ており似たデザインを何枚も所持している、服を裏返すと福の神となり幸福を呼ぶ等々…小さきながら設定が神盛りな神様である。
初登場は第1シリーズの54話「満願神社に神さまあらわる」より。
満願神社の社に、住人がいないか気になるおじゃる丸が無断で侵入してしまった事で、半ば中の捜索に付き合わされるオコリン坊とニコリン坊。
そこで電ボが不自然な色と形をとるキノコを発見する。
そう、それこそが2〜3年前に神社に住み着き、急激な速さで寂れさせた張本人、貧乏神こと貧ちゃんであった。
本人曰く住み着いた理由が「暗くて落ち着くから」とか。
この事から、双子犬にとっては厄災なのだが、小さい物好きなニコリン坊は、小動物的な存在で可愛がっており住み着いてる事はあまり気にして無い模様(だからといって建て直しを諦めてるわけでもなく、神社に対する想いは双子兄に負けていない)。
一方、貧ちゃんが居候してるせいで賽銭が貯まらないと厄介者として見てるオコリン坊も、ある時貧ちゃんが神社からいなくなり、ニコリン坊が悲しんでる様子を見て捜索に出たり、貧ちゃんが悩みを抱えた時には相談に乗ってあげたりと、少なからず情がある所も。
キャラソン持ちで、実際に『この町いつも~貧ちゃんのうた~』名義でED曲に採用・発売されている。