自作銃
じさくじゅう
自作した銃のこと。2通りの解釈がある。
- 絵師がデザインを考案した銃に使われるタグ
- 現実で作られたハンドメイドの銃。
1について
架空銃を参照
2について
所謂サタデーナイトスペシャルと呼ばれる粗製銃と並んで問題となっている公的機関による管理のされていない密造された銃。
メーカーの出す量産品をコピーしたようなものから、廃材等を寄せ集めて作ったもの、ステッキや傘などに偽装したものまでさまざまで、作成すること自体(→武器等製造法違反)も所持(→銃刀法違反)も違法となる。
オウム真理教による自動小銃密造事件では極めて工業的かつ大規模に、銃本体と銃弾の製造が計画され、着手されてもいた。実際にAk74に近い完成品が押収されている。
安倍晋三銃撃事件で使用されたものについては入手困難な既成の弾薬を用いたものではなく、比較的製造が容易な火薬を詰めたお手製マスケットのようなもので、原始的な構造だが十分な殺傷能力を持つものだった。
また、内部構造までもCGで再現し報道していたテレビ局に対しては、模倣犯や犯罪の助長を生むのではとの懸念の声も大きい。
日本では稀な(表面化しないだけか)犯罪である一方海外では、ネックとなる銃弾の入手が容易であることもあり、必要にかられてあるいは産業として、また趣味として行う地域もあるという。
R9-ARMSと呼ばれるサブマシンガンは、そこらの手作り感が滲み出る密造銃とは一線を画した完成度で、デザイン的にも普通にかっこいい。製造元の実態は掴めていないがクロアチアで生産されていると考えられている。