概要
cncc氏により開発されている、漢字を含む日本語の文章を音声合成で読み上げるツールである。アイコンは毛が3本の青い顔。棒読みちゃんとは別のソフトである。Windows用フリーソフトとして2006年に初版が公開された。音声合成ライブラリとしてAquesTalkが使用されており、2010年にAquesTalk2、2017年にAquesTalk10に対応した。SofTalkで作られた音声はゆっくり実況プレイなど、動画用の音声として使用されている。
2009年当時、比較的多機能な棒読みちゃんに比べるとSofTalkは簡易的なツールだった。しかし、SofTalkは、2019年の時点で、簡易的なツールとは言えないほど、多くの機能を搭載した読み上げソフトに変化してきている。
そんな感じでゆっくりしていってねの動画を支えていたが、2022年7月23日にSofTalkが「ライセンス契約で折り合いがつかない」ことを理由に“ゆっくりボイス”対応終了を発表していた。
棒読みちゃんとの違い
また、棒読みちゃんとは一部、抑揚の出し方が異なることがある。
その理由はSofTalkと棒読みちゃんとでは、その文節を意味する「/」の入り方のパターンが異なっているからである。
主な機能
太字は、棒読みちゃんに搭載されていない機能です。
- 入力した文章の読み上げ(AquesTalk、AquesTalk2、AquesTalk10、SAPI)
- クリップボードの読み上げ
- 声質(音程、速度、音量、高さ、アクセント、音程2)の切り替え機能
- 辞書機能(正規表現の指定も可能)
- アプリケーション連携機能(引数指定)
- 声質の設定を登録し切り替えることができるプリセット機能
- 句点、読点の無音時間をミリ秒で指定できる機能
- 特定の単語を含む行を読み飛ばす読み飛ばし機能
- AquesTalkの音声記号によってアクセントを変更できる機能
- 特定の単語を含む行の声を切り替える条件機能
- AquesTalkの声で英単語を読み上げる機能(SofTalk用英語辞書の追加が必要)
- 英語しか話せないMicrosoft Zira達に無理やり日本語を喋らせる空耳機能