ゼフィア(メタルクラーケンズ)
ぜふぃあ
三次創作版
メタルクラーケンズの敵対組織シンジケートが行った「鋼鉄の不死鳥計画」。その後継計画として生み出された、兵士であり兵器の存在。
「鋼鉄の不死鳥計画」で得られたクローンのデータを元に作られた人造人間である。
クローンとは違い一個体としてデザインされており、確固たる自我を持つため、洋介とは全くの他人。
一方で、洋介の細胞サンプルを組み換えてデザインされたためDNA上では兄弟である。
戦闘について
シンジケート独自のサイコアームドとサイコフレーム武装を用いてメタルクラーケンズとの戦闘を行う。
メタルフェネクス量産技術の発展により生み出されたもので、最高出力などの面でメタルクラーケンズ製との差異がある。
(具体的には汐崎の最大出力以上の出力をコンスタントに出すことが可能)
作中での動き
洋介を取り戻したメタルクラーケンズの前に現れる。
汐崎を圧倒的な力で撃破しセンターたちを奪取するも、新たな力を手に復活した洋介に惜敗。
撤退後は汐崎から奪った力で彼らの戦力を潰し、壊滅寸前まで追いやった。
その後、根城に突入してきた汐崎たちと再び相まみえるがうまく躱しきられ、それが理由かシンジケートのボスによって殺害された。
なお、彼のアイテムはネルガスによって回収され、主に汐崎の戦力強化に用いられている。
使用アイテム
ドライブキャリバー
ゼフィアが扱う銃型のホルダー。銃身の下部と右側面のそれぞれにセンターをセットするスロットがある。
サイコフレーム武装でもあり、エネルギーを物質化させたサイコフレームの弾頭を撃ち出すことも可能。
シエラ
ユニコーン型のセンター。ホルダーとの接続でゼフィアのサイコアームドを形成する。
属性は風で、それに沿った能力の発現を促す。
角部を格納する形で変形しセットされるが、その状態で本体をフォアエンドのように引くと角部を展開することができる。
これを行うことで角部にエネルギーがチャージがされ、それを起点に強力な攻撃へと変換することができる。
翠槍・アネモスコープ
ランス形状の長槍型サイコフレーム武装。概念能力は「貫き穿つもの」。
デザインイメージはシュールな初登場をした人のメイン武器が近い。
スロットがあり、セットしたセンターのデータを攻撃へ転化することが可能である。
原作版
ロプトによってサルベージされた“スレイプニルの因子”から作り出された人型のピラー。ライダーシステムでの戦闘では神月洋介に匹敵し、幾度と彼やその周りの人物と戦闘を繰り広げる。
一方で悪魔化した神月相手では押され気味であり、殺される一歩手前で、ロプトの介入での勝利となった。(本人曰く、後味が悪い結末だったらしい)
しかし、神月洋介の特異性による“感染”の疑いで彼自身も始末された。
その後
シエラに自身の記憶・因子を移すことで精神が生存しており、心神喪失状態の神月の体を借りて“ラーズ”という名で活動をする。
実は神月とは一種の契約状態にあり、ロプトへの報復に体を提供、代わりに周囲の人間を守るというものである。(もし周囲の人間へ危害を及ぼそうとすると自動的に守護を行い、精神を強制的にシエラのシャーシへ追い出すペナルティが組み込まれている)
なお、ゼフィア自身は報復さえ果たせればいいので特に気にすることなく受け入れているが、なんだかんだ気に入っているフシがある。
特に宮古の料理が食べられることに未曾有の幸福を感じているとのこと。(ちなみに、協力態勢に乗った主な交換条件もそれである)
原作版での戦闘
戦闘スタイル
後述する“ドライブキャリバー”を用いた銃撃と徒手空拳を用いた戦闘を主軸としている。
“碧嵐の装甲”と呼ばれる能力で常時周囲に空気の層を纏っており、圧力差等によって死角からの攻撃をも弾き飛ばす。ある程度以上の攻撃はエネルギーを相殺しきれないが、一時的に一点に集中させることで防御が可能である。なお、その瞬間は別方向からの攻撃が直撃する隙でもある。
スレイプニルライダーシステム
拳銃型のライダーシステム起動装置“ドライブキャリバー”に一角獣型のユニット“センター・シエラ”を装填してトリガーを引くと起動する。起動と同時に銃剣がユニットからシエラの角が銃剣として展開され、変身が完了する。
銃剣部は名の通りの役割以外にも、再格納し、シエラの装填部をフォアエンドと同様の操作を行うこでエネルギーをチャージする。引き金を引くことで内部に充填したエネルギーを一発で撃ち出す“砲撃”での最大火力が奥の手である。
使用武器
大型の片鎌槍“翠槍・アネモスコープ”を近距離用の武装としている。投げる際に軌道上を真空状態とし、空気抵抗なしの高速状態で撃ち抜くことが可能。
また、ドライブキャリバーの銃口へ柄を押し縮めた状態で装填し、引き金を引くことでパイルハンマーのごとき手法で瞬間火力を叩き出す。