概要
元々は2019年6月にネギ氏が投稿したハイスクール・フリートの二次創作内に登場した特殊部隊の名前である。
その後、作者がシリーズとして執筆を進めていくうちにシリーズタイトルとして定着していった。
なお、ハイスクール・フリートの二次創作とはなっているが、主人公は作者のオリジナルキャラクター(詳細は下記の登場人物)であり、いわゆる二次オリである。
そのため、原作要素が少ない回もまま存在する。
作風
基本的にはセリフを連ねて話を進めていく記述スタイルであり、鍵カッコのセリフの前に話す人物の名前が書かれていることが多い。
一人称視点で地の分が描かれることもあり、その場合には視点切り替え時に誰の視点かが記載される。
なお、各設定や登場する武器には作者の趣味がこれでもかというほど詰め込まれている。
例:主人公がオリジナルの某特撮ヒーローに変身する、某魔法が科学な作品の技を使う 等
また、作者の気分次第では設定が突如消滅したり、逆に付け加えられたりすることもある。
登場人物
※作者による設定の公開が少なく、情報が少ないため詳細設定については割愛。
神月洋介
本シリーズの主人公。オリキャラその1。メタルクラーケンズ総隊長
刀使いであり,変身したり魔法を使ったり割となんでもあり。
特定の戦闘スタイルはなし。敵パターンの観察をし、それに対応する臨機応変さを持つ。
だが、異常なまでの破壊衝動を持っており、スイッチが入ると倉坂以上に危険な存在でもある。
だが、非常に他人想いな性格であり、そこに惹かれる人物も少なくない。登場人物の比率は女性が多いため、無自覚的に誘惑してしまっている。なお、重度のシスコンである。
また、作者に結構な頻度で殺されたりする不憫さも兼ね備えている。(作者談)
アイト
オリキャラその2。蠍型のロボット。メタルクラーケンズ副総隊長
元々は洋介の中にあった他人格であり、それを抽出しAI化した。冗談でボケ倒したり、逆に他方へのツッコミに回ることもありムードメーカー的存在。
磁力を用いた金属片の群体制御を武器にするという、どこかで聞いた戦闘スタイル。(作者談)
ネルガス
オリキャラその3。宇宙人。メタルクラーケンズ技術管理長。
なお、このキャラの名前は登場当時の作者の名前と同じであった。
これまでに手に入れた知識を提供する、メタルクラーケンズの技術顧問。
日常的には歴史研究家・葱本和樹の職業と偽名で活動しており、詳細は伏せられている。
技術者としての役回りが多いが、必要であれば戦闘に参加もする。(作者談)
組織内のためという大義名分でやらかすこともあり、その点は彼女?を連想させなくもない。
倉坂汐崎
オリキャラその4。薙刀がメイン武器。
主人公の兄だが、それらしいシーンが少なく、作者からの扱いも雑な不憫キャラ。
戦闘スタイルは火力重視。被弾を気にせず突っ込み捻じ伏せるなど、典型的なパワー型の戦い方である。加えて、その出自からか、戦いそのものを楽しむ一面がある。
また、劇中ではおちゃらけたりすることが多く、アイトに匹敵するムードメーカーでもある。そのため登場人物らからは親しみやすい兄貴肌な人物だとの認識が強い。(作者談)
夜見沢四季
オリキャラその5。主人公の妹。
メイン武器は大鎌。
戦闘スタイルはカウンター型。体術に優れており、相手の攻撃を受け流すと同時にそれを自身の攻撃に転化することもできる。(イメージはどこぞの刀鍛冶のアレ)
兄たちのことは内心好いており、時に素っ気なかったり、時にデレたりと信頼を見せる。
落ち着いた雰囲気を感じさせるが、実際は比較的フレンドリーで話しやすい存在。(作者談)
なお、作者はTwitterなどでこの子を溺愛しており、「街を歩けばほぼ全員が振り返るほどの美少女」と語ることもある。
作者による追記も、この項目が特に激しかったことからその溺愛ぶりが分かる。(整理済み)
隊服
ほとんど私服で行動することも許されているが、各々に個別デザインのジャケットが支給されている。それぞれのキャラカラーで分けられており、拳銃用のホルスターなどの携行品保持やある程度の防弾、防刃、防水性能がある。
作品の派生
ハイスクール・フリートの二次創作であるこのシリーズだが、同じ原案者作品である戦翼のシグルドリーヴァ(シグルリ)に作者がドハマりした影響でそちらの世界でも創作を始めた。
設定としては、航空機のない世界から神月らが異世界転移するというものになっている。
また現在では、このシリーズを書き直した三次創作がリメイクとして別の人物から投稿されている。
作者はこれを「ものすごくよくなっている」と発言しており、時折話題に挙げるなど、その作者との交流がある。
なお、この三次創作シリーズでは頭数話には「はいふり二次創作」のタグがつけられているが、以降は本記事タグのみとなっている。
余談
- 作者が作中で用いる技名などの一部名称は三次創作者が考案している。
- 作者は絵が描けないと発言しており、度々オリキャラを描いてほしいとTwitter上で発言している。
- 上記の理由から、常にファンアートに飢えている。そのため本タグをイラスト検索にかけるのだそう。