「この地獄サンダーの蟻地獄で、日本の幹線道路をズッタズタにして、その混乱の隙にショッカーの大攻勢が始まるのだ!!」
「仮面ライダー!貴様の超能力は何一つこの蟻地獄の中では使えないのだ!」
「ゾル大佐!?ショッカーで最高の実権を持つというゾル大佐が!?」
CV:山下啓介(劇場版でも演じた) スーツアクター:大杉雄太郎
登場話:第26話「恐怖のあり地獄」
概要
サハラ砂漠出身の蟻地獄の改造人間。身長214㎝、体重83㎏。
雷音と共に砂の雨を降らせる能力を持ち、どんな場所でも人工的に蟻地獄を作り出す事が出来る。この蟻地獄は一度嵌れば人間は勿論、自動車すらも砂の底に沈める事が可能であり、仮面ライダーでも抜け出す事は難しい。
大幹部ゾル大佐がショッカー中近東支部から日本支部へ派遣された事を知った際、頭を抱えて狼狽えていた様子から、ゾル大佐に何かされたのかもしれない。
弱点は、雨が降ると能力が使えなくなること。まあ、そりゃそうか。
劇中の活躍
冒頭でカップルの乗った自動車を蟻地獄で沈め、次々と道路を陥没させていった。ゾル大佐が来日した際は、彼の指揮下に入る。
原因不明の道路陥没事故を調査した一文字隼人達を「偉大なるショッカーに刃向う愚か者」と称して襲い掛かり、ライダーを蟻地獄に嵌めることに成功。しかしライダーはベルトのスイッチを押して改造サイクロンを呼び出し、ワイヤーロープを射出させて何とか脱出、撤退を許してしまう。
滝和也に変装したゾル大佐が一文字に見破られた後、彼を援護すべく一文字の前に再度立ちはだかる。戦闘員を率いて砂地でライダーと激しく戦いを繰り広げていくが、ライダーの地獄車を受けた後、ライダーキックを浴びて転がり自分の蟻地獄の中に転落して絶命した。
余談
関連タグ
アリジゴクの怪人達