カムナビ
かむなび
CV:楠大典
これも縁(えにし)…。
概要
アグヌスの「コロニーデルタ」の軍務長。
クラスは武翔士。武器は炎のような長槍を用いた槍術と、自傷をもいとわぬ超火力で圧倒する。
戦場では「紅蓮のカムナビ」と呼ばれており、超巨大鉄巨神に搭乗・操作して戦場を駆ける。
同じ白金ランクのケヴェスのエセルとは好敵手の関係にあり、互いに真の決着を望んでいる。
かつてエセルとの闘いを繰り広げていたが、カムナビの鉄巨神の整備不良のため不覚をとり、エセルに敗北寸前まで追いつめられる。
しかし、エセルは整備不良による勝利を得ることを良しとせず、トドメを刺さずにカムナビとコロニーデルタを見逃した。
この一件で、エセル率いるコロニー4は最低ランクの土塊に、カムナビは牢へ投獄されることとなった。
性格は至って生真面目で、武士としての誇りを持ち相手を尊重する。面倒見も良い。
洞察力も鋭く、敵であるエセルと同じ場に居合わせた際には、やり遂げるべきことを即座に判断した。
ただし極度の高所恐怖症。
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ネタバレ
動向
幽閉されていたところを、何故か敵方のケヴェスキャッスルの執政官エヌにより解放され、ケヴェスキャッスルに召喚されてエセルと再会。
好敵手のエセルがウロボロスの6人に絆され命の火時計の束縛から解放され命の奪い合いをする必要がなくなったことを見たケヴェス女王は、コロニー4を殲滅兵器で滅ぼすことを方向付ける。
しかし最後の情けとして女王はエセルにカムナビと共にウロボロスの抹殺を条件として突きつける。
カムナビが召喚された理由は、好敵手のエセルを決着以外の形で消してしまう屈辱から逃れるため、ウロボロスを討ち取れば釈放とともにエセルとの決着を実現できるというもの。
しかし、ウロボロスの抹殺や敵であるエセルとの共闘を敵側のケヴェスにより命じられ、
そのうえエセルと共に執政官より与えられた特別製の鉄巨神は、搭乗者の命を糧とする悪魔の兵器。明らかに事態は不穏。
そんな中で、エセルが「ウロボロスは私達の憧れであり希望」と述べると、それも縁(えにし)とし、「取るべき道はただ一つ」という結論に行きつく。
モルクナ大森林を抜けキャッスルへ向かおうとするノアたちの前に現れ、本気で対峙。
ウロボロス相手に自慢の槍術で応戦。中々討ち取ることができない状態に業を煮やした執政官オーとピーが火時計の影響下にあったカムナビを操ろうとするも「俺は誰の支配も受けん」と自ら眼を焼き支配から脱する。
人間本来の姿である「自由」を取り戻したカムナビ、そしてそれを見たエセルは、これまで自分達を縛っていた執政官に見せつけるように、自由の下に互いが真に求めていた決着をこの場でつけようとする。
ウロボロスを抹殺しようとしない2人に痺れを切らした執政官は2人の命の火を鉄巨神に急速吸収させるが、それでもなお2人の戦いがとまることはない。
そして互いに限界を迎え、共に最後の一撃で相まみえ、共に満足気に消滅していった。
衝撃の展開
アグヌスの女王のもとへ向かうノア達。すると謎のコロニーオメガを発見。そこにはなんとカムナビが、執政官ワイの能力で成人間際の状態で再生されたらしく、闘争本能の赴くまま戦っていた。
ワイを退けたことで正気に戻るもミヤビと違って以前の記憶はなく、状況が飲み込めず本人は混乱。
しかし、ミオの捨て身の説得で落ち着きを取り戻し、恩に報いたいということでヒーローとして同行してくれる。
記憶がないながらも、先のエセルとの闘いの中で見えなくなった目やその感覚などは残っている。
ノア達の提案でその身柄をシティーへ寄せ、人間本来の姿が集う場所で新たな生き方をするようになる。
そこで育成モジュールから出てしまった、再生された1期のエセルと遭遇。
互いに記憶のない者同士だが、2人はどこか過去の断片的な記憶や感覚から通ずるものがあるようで、カムナビはエセルの面倒を見ることを自ら提案。親子か…?
さらにエセルはそんなカムナビの片方の目として助力しながら生きていくと決意。夫婦か…?