私は、みんなを守ってみせるよ。
概要
CV:本渡楓
「白猫プロジェクト」3000日記念イベント、救命のイーヴィルアイズに登場する17歳の少女。
半年前に封印が解かれた神獣<ヤマタ>を再び封印するため、メラルーカ、リンドとともに旅をしている。
青と白を基調とした服を身にまとい、銀の狙撃銃を携えている。
クールな顔つきに似合わず優しい性格で、二人や現地の子供たちのことを子供をあやすような話し方とともに頭を撫でてくる。
人並外れた嗅覚を持ち、索敵・敵の接近の察知ができる。嗅ぎ分けも良いようで、人の大体の感情程度ならわかる。(リンド曰く、そこまでの精度はないらしい。)
かつては元孤児でとある軍随一の狙撃兵だったが、何らかの爆破に巻き込まれ重傷を負う。一命は取り留めるものの、目を負傷し狙撃手としては再起不能となる。軍の将校は彼女の再起不能が広まるのは色々と不都合が生じるため、適当な島へと放り出した。一応、軍からの慰労金はもらったものの、盲目のためすぐに荷物とともに盗まれ、放浪のまま衰弱死しそうになっていた。
そんな彼女を発見したのがリンドだった。
リンドは父が運営する病院へ彼女を搬送。治療を受ける中、(直接的な発言がないため詳しくはわからないが、)リンドの独断で彼の右眼を移植され、目が見えるようになった。
その後、容体が回復すると、身寄りがないためそのまま病院に引き取ってもらった。
かつての戦場での自分を「命令をこなすだけの機械」と言い、落ち込んでいたが、リンドからもらった右眼と四年後に一緒に星を見るという約束が救いとなり、今日まで生きてきた。
<浄化兵装>と<魔眼>
古代人が神獣<ヤマタ>に対抗するため開発した兵器。
<浄化兵装>と<魔眼>はそれぞれ決められた組み合わせがある模様。
<浄化兵装>
一般的な武器としての運用が大半だが、それとは別に<魔眼>に秘められた異能を開放する機能を持つ。
いわゆる安全装置解除の役割。
<灼銀のサジタリウス>はスナイパーライフル・狙撃銃の形状をしたフーシャの<浄化兵装>。
機能としてはおそらくただのルーンの弾のスナイパーライフル。
<魔眼>
<病>という存在を捉えることを基本機能としているもの。
普段はセーフティがかかっており、<OPEN RAID>の掛け声と<浄化兵装>を以てのみセーフティ解除可能、各々の<魔眼>に秘められたる力を開放することができる。
ただし、定期的に白魔法による調律が必要なうえ、強力な力を使うことのできる代償として、<魔眼>はその固有能力を振るうたびに記憶を無尽蔵に破壊していく。
どの記憶が消えるのかも、どれだけの記憶が消えるのかもわからない危険性の非常に高い代物でもある。
フーシャの体は本来<魔眼>に適合しなかったが、リンドから移植された右目だけは適合しており、<魔眼>を持てるようになる。
その固有能力の一つが『空間の改竄』。
その右眼で見た本来の空間を捻じ曲げ、『あらゆる物理的干渉を無視する直線状の空間』で上書きする能力である。
おそらくだが、外部からの干渉が不可能となる銃弾が通る道筋を作り出す能力だと思われる。
この能力を用いて放たれた<サジタリウス>の一撃は必殺と言える。
ただし、狙撃の腕はもちろんのこと、銃弾がどこに着弾するのかを見極める経験も必要になってくると思われる。