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薬師

くすしあるいはやくし

日本における医師の昔風の呼び名。診療内容が診断と薬の処方を中心としていたことから。

薬師

昔の言い方で「医師

外科医療技術は近代に入って発展が急速に進んだものであり、昔の医師の重要な仕事は病気の診断とそれに見合った薬の処方、そして薬の調合と新薬の開発であった。(勿論怪我の治療なども行ったが、縫合以上に高度な技術は無かった)

このため医師を指して「薬の専門家」つまり「薬師」と呼んだ。

当時は漢方がベースで、さらに日本独自の薬学が加えられたもの。

中国の書物を読めるのは僧侶だけだったため、兼業する者も多く存在していた。

薬は戦国時代から需要が高まり「軍事物資」として重宝されるようになり

流通も大名が管理する等して、直属の薬師(今で言えば軍医)なども存在するようになった。

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薬師の編集履歴2012/04/16 07:20:01 版