最初の死者ニト
さいしょのししゃにと
概要
最初の火が生まれた後、王のソウルを見出した存在の一人。
『始まりの死者』と称えられ、王たちによる古竜との戦いにおいて、死の瘴気を撒き散らし、勝利に貢献している。
現在では地下墓地のさらに奥、巨人墓場の最奥にて、そのソウルを死に捧げている。
多数の骸骨が寄り集まって、黒いボロ布のようなものを纏ったような異様な姿を持つ。
その手には死者の骨を集めて作られた巨大な剣を持っている。
戦闘においては、多くの骸骨を引き連れ、その大曲剣で叩き潰してきたり、味方がアンデッドなのをいいことに衝撃波でもろともに吹き飛ばしてくるなど大味かつ高威力の攻撃で攻めてくる強敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
台詞も何もなく、彼(?)の人格を推し量るものは数少ないが、自らの眷属である「墓王の眷属」に与えるために、自らが手にしているのと同じ大曲剣を内職していることから「意外と可愛い」などと評されたり、自宅に引きこもっていることと「ニト」という名前がニートを連想させることから「最初の無職ニート」などと呼ばれてしまったりと、一部ファンからは愛されて(いじられて?)いるようだ。ちなみに彼は役目を終えて眠っているだけなのでどちらかというと御隠居である。
追記
ダークソウル3のアイテム「枷の椎骨」のフレーバーテキストにおいてダークソウル世界の人間の骨格とは神が人の進化を妨げるために課した枷であり本来の人間は不定の存在である事が示唆されている。事実、莫大なソウルを取り込み神の枷を外したとされる神喰らいのエルドリッチはスライム状の存在である。
その場合、何者かが人の起源である原初の小人に骨格を与えた可能性があり、その人物は最初の死者ニトである可能性が高い。その場合巨人墓場はニトが好む墓地の集合体では無く、人に最適な枷を研究するニトの研究所であるという見方が生まれる。巨人墓場に居る大量のスケルトンは死人の骨格では無くニトが創造した骨格と考えられ、ニートどころか仕事人のニトとなってしまう。