概要
正式名称は『連縁无現里 ~ Evanescent Existence』(れんえんむげんり ~エバネッセント エグジスタンス)。
連縁projectの第一作目にあたる作品
ストーリー
これは今と昔の御話。
ここは人々の記憶の彼方に誕生し、今では忘れ去られた辺境の地。
時の流れの傍らに放り出されたその姿は、
どこか懐かしく且つ新味なものであった。
これは現実でない世界での御話。
この国は人と人でない者とが共に棲む場所。
今では見なくなったモノも、
きっとこの場所でなら目にすることが出来るだろう。
これは人とそうでない者との御話。
そこに連れ攫われた、或いは囚われたヒト。
この時この国に、様々なヒトが新たに足を踏み入れていた。
これはそのヒト達の御話。
無限の縁と夢幻の理とが連なった地。
彼の地をヒトは无現里(むげんり)と呼んだ。
これは失われてしまった御話。
意図して捨て去られた過去と現在、そして未来によって、
小鳥達はとうの昔に鳥篭から飛び去っていた。
これは単なる御伽噺。
~【前説】~
おバカな鳳聯藪雨らは、気が付いたら妙な空間にいた。(完)
(story_le01より抜粋)