「神は死んだ。」
〜さとり世代の大型新人〜
漫画『ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜』のキャラクター。
仏教学部に在籍する、大学生である。スリーセブン寺院通り店でアルバイトをしている。人間アレルギー。人柄は無愛想で馬鹿と見做した相手に辛辣な態度で接する(場合によっては人当たり良く接する)が、不器用でも純粋な好意(例:子供が焼いた炭状態のクッキー)は進んで受け取ろうとする度量と困っている人間を助力する優しさを併せ持っている。コンビニバイトにおいて、迷惑な客には、ボタンでの年齢確認を「面倒だ」と、いうお客に対して「ボタンに触れる動作ですら面倒臭いならコンビニに足を運んでたばこを買うのは重労働に匹敵しますよね、御足労いただき恐縮です」と言ったり、本をあるべき場所に返さないお客に「お客様もあるべき場所に還してほしいものですね(土的な意味で)」など、なかなかパンチの効いた毒舌かつ辛口の罵詈雑言を吐く。因みに、本人はお客様の事を、ラインから流れてくる量産品扱いしている。だが、上記の塩山楓を始めとした一部の常連客に名物店員として好かれている。
また、彼は、塩山楓に好かれており(危ないほど)、それに対して本人は激しい嫌悪感を示している。(彼女が働く近くの病院には、たらい回しにされても構わないから絶対搬送しないで欲しいと思う程)。だが、店内で気分を崩した客を見事に介抱した事は見直している。
店長曰く、彼を雇った理由は、深夜勤務で、強盗などが起こりやすい時間帯に、彼のような肝の据わった人がいると心強い、との事。
また、仏教と音楽を組み合わせた特殊バンド「
」(※空白)のメンバー。担当はベースと木魚。
家では、よく写経をしている。どうやらストレス発散にもなるようで、迷惑な客が来ても顔色一つえない彼は、これでストレスを発散して、平常心を保っているよう。ただ、塩山が来た日は、写経での消費量が増えるのか、必ず墨汁を買って帰る。
彼の両親は、敬遠なキリスト教徒で、十年前、教会主催のクリスマスパーティーに出席した時、「ちょうど良かった!人手が足りなくてね!」と、突然ステージに駆り出され、五百人の目の前で謎のダンスを踊らされたらしく、それ以来、神は死んだと思っており、クリスマスは邪教徒の奇祭として扱っている。
本人曰く、スリーセブン寺院通り店に来た理由として、「自分の1時間を、3桁で売り渡す訳にはいかなかったので」。
いつもお世話になっている店員さんにと、子供が作ってきた黒焦げのクッキーを発がん性物質、と言うも、「しっかり焼かれており、安全」と言ってフォローしたり、路上に捨てられたカップ麺に対し、犯人を突き止めるべくカップの湯加減で犯人が少し前までここにいたことを見抜き、松駒に防犯カメラを確認してもらう事で、共に犯人を突き止める、車校の練習問題で百点を取る等、なかなかの高スペックな人柄。
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阿久津明:ドラマCD版の演者が演じたキャラクターで最も共通点が多い人物。