相思相愛ロリータ
そうしそうあいろりーた
ゲーム概要
平成26年12月30日にコミックマーケット87にて販売開始。
各同人ショップにてパッケージ版が委託販売される他、ダウンロード販売も行っている。
テキスト:porori(幌井学司)
絵:ぴよ寺むちゃ
内容紹介
少女は甘くておいしくていいにおいがする。
無邪気に抱かれているだけの、 世界で一番いたいけな誘惑。
がまんなんてしなくていい、 だってあなたと少女は相思相愛。
精液もさびしさもぜんぶ受け止めてもらって——
だめなおとなに、なりましょう。
本作は、プレイヤー視点の主人公「柄木 丘(からき おか)」が通勤電車の中で出会った少女「千島 まこ(ちしま まこ)」と愛を育みながら、互いを癒し、癒されていく物語である。
登場人物
柄木 丘(からき おか)
日々追われる仕事に疲れが見える社会人。
「父がいない」と語られることから、決して幸福とは言えない幼少期の家庭環境が示唆されている。
ある日の徹夜明け、朝の通勤電車の中で出会った少女・千島まこを、『ささやかな義務感』から、人ごみの流れから背を盾にして護ったことをきっかけに、彼女との新たな物語が始まる。
まこの巧みな誘導によってダメ人間に改造されていく、うらやまけしからん男である。
「……仕事行きたくない……」
「あはは……じゃあおやすみする?」
千島 まこ(ちしま まこ)
本作唯一のヒロイン。
一人で主人公の恋人になったり姉になったり、お母さんになったりする。
つまり聖母。(関連キーワード>雷(艦隊これくしょん))
明るい茶髪の癖っ毛がまぶしい、笑顔の似合う少女である。
語り口調はのんびり、おっとりしており、眠気を誘うような優しさ。
油断していると膝から崩れ落ちそうな甘い声で話す。
趣味は「ニンゲンカンサツ」。
たまごやきやパンケーキなど、簡単な料理はできる模様。
正確な年齢、学年は示されないが、学校の保健体育の授業で自慰や精通の話を知っている程度。
「お泊りの許可」「学校の先生じゃない先生」といった描写から、家庭の事情で親とは別居し、施設で暮らしていることがわかる。
「お母さんがいない」
「お父さんはたまにしか会えない」
「さびしいね。じゃあ、まこと一緒だね」
と言ったセリフから、彼女の家庭事情と、時折見せるさびしい表情の理由が示唆されている。
甘えたい。そして甘えてもらいたい。
親の愛情を求めながら、自分もまた母親になりたい、そんな少女である。
いつも誰かの役に立ちたいと語っているが、それは彼女自身が感じている孤独と裏返しのものでもある。
一緒に居たい、その理由が欲しい、だから役に立ちたい、一番になりたい。
交流を持ち始めるより以前から主人公を見て「さびしいひと」と察し、自分と似た存在であると感じていた。
「役に立ちたいの。お役立ちしたいの」
「いちばん好きな人にするのが、いちばん良いの」
「―――あなたに似合う、わたしになりたい」
ある日の通勤電車の中で、主人公からささやかな親切を受け、それをきっかけに交流を持つようになる。その態度は、交流を持ってまだ数日の段階でも頬に口づけをしてくれるほど、終始好意的である。
育ちの環境にもよるのであろうが、お姉さんぶりたいお年頃らしく、しばしば主人公に対して、年長のお姉さんが年下の少年に語るような口調を使う。
「あらまあ。やんちゃさんですねえ」
年相応の少女の顔と、母性を感じさせる年上の女性のような顔を行き来する不思議な少女であり、
「もっとわたしに、困って」
「あいのためならなんでもするの」
といった、特徴的な言い回しを好む。
また、「~が好き」という表現を多用する。
なんか、主人公が本気で頼めば大抵の無茶はやらせてくれそうだし、謝れば何でも許してくれそうな子である。
少なくとも彼女がお母さん役のバブバブ赤ちゃんプレイくらいはノリノリで受け入れてくれるであろう。
つまりはダメ男製造機である。
「だめになったら、だめ?」
「わたし、おかくんが欲しいものが、欲しいの」
先生
まこの育ての親に近い存在として語られ、ゲーム中の直接の登場はなく、その存在と言葉、電話口のセリフだけが示される。
まこは「お母さんみたいな人」と表現している。
シスターと名乗り、学校の先生ではない、まこより小さい子たちがいる、という描写から、キリスト教系の児童養護施設関係者であると考えられる。
まこの振る舞いや行動は、多分にこの「先生」の影響がうかがえる。
「誰かの役に立つようなことを、毎日しなさいって」
「求められるところにいきなさい、って」
自分が養育に携わっている少女・まこが独身の成人男性の元にお泊りすることを許可する、計り知れない人物。
後の展開を見るに、二人の子作りまで含め容認していると思われる。
彼女の英断無くしてこの物語は生まれなかったであろう。
特徴
ヒロイン固定のノベル形式であり、選択肢は出現しない。
ひたすら丘とまこがいちゃいちゃ、らぶらぶちゅっちゅする物語である。
それも基本的には、成人男性である主人公の方が少女であるまこにひたすら甘えさせてもらうという傾向のものであり、それは下記のようなまこのセリフからも見て取れる。
「おはよう。おねぼうさんですね」
「おかくんは、自分からまこのこと、誘えないでしょう」
「もう、いたずらっ子ですねー……」
成人向けゲームなのでエッチシーンも当然あるが、まこは出会った当初(当然ながら)処女であるにもかかわらず、ゲーム全般を通して主人公を積極的にリードしてくれる。
「怒らないから……おもらしたくさん……しよ?」
「甘えん坊さんにはおしおきですよお……」等々。
絵柄からもタイトルからも明らかにそういう趣味の人向けの作品であることは間違いないが、たとえ健常な嗜好の持ち主でもゲームプレイし終えたころには、ロリコンとかマザコンとか伊東ライフとかを併発していること確実な、ダメ男製造機である。
関連商品
平成27年4月27日、本作ヒロインのピロートークが楽しめる音声作品「安眠添い寝ロリータ」が販売されている。(ダウンロード専売)
ジャンルは「安眠+白いおもらしお役立ち音声作品」となっており、まあ、そういう感じの音声も楽しめる。
そして平成28年8月4日には、続編にあたる「相思相愛ロリータの生活」が販売された。
同一シリーズ
- ゆびきり婚約ロリイタ
- お泊り恋人ロリータ
- ハーレム双子ロリータ
- 愛欲姉妹ロリータ
- 誘惑なまいきロリータ
登場人物がそれぞれ違っており、他シリーズ作品の登場人物との関係も特にない。