山野光波
やまのみつは
概要
CV:長江里加
主人公。18歳。
黒髪の美少女だが、小柄で童顔の為、よく10~12歳と勘違いされる。
半年前に事故で両親と兄が亡くなり天涯孤独の身となり、大学受験にも失敗してしまう。自分の将来を憂いながら気晴らしに観光地の岬に来て、チンピラ達に誤って崖から落とされた時に死にたくないという思念エネルギーによって謎の存在の精神エネルギーの一部を毟り取ったことで世界を渡る能力(転移能力)を手に入れる。
転移能力で異世界のゼグレイウス王国という国の森の中に転移し、しばらく彷徨って倒れた時に近くに住む村の少女・コレットに助けられる。言葉が通じずジェスチャーで何とか意味を伝えながら世話になるが、森の中でコレットとともに狼の群れに襲われしまう。その時に再び転移能力で地球に戻れ、兄が集めていたサバゲー装備を持って再び異世界に転移して狼の群れを倒す。そして、気を失った時に謎の存在と対面し、転移能力を得た理由などを知り、さらに言語を理解出来る能力をもらって別れると目を覚ます。
光波はその転移能力を上手く使えば進学も就活の心配は無くなり、莫大な財産を築くことが出来ることに気付き、老後などに備えて20億円ほど稼ぐことを目論む。
光波はさっそく自衛手段を得るために外国の傭兵団『ウルフファング』の基地に訪れて銃火器の購入と射撃訓練を行う。その後は異世界で異国の貴族(王族)の娘として振舞い、コレットの村の地を統治しているボーゼス伯爵家に訪れて気に入られて援助を請い、王都で雑貨屋兼相談所を開く。そこで、貴族達と繋がりを持ち、サビーネを助けたことで王族とも関りを持つ。ちなみに、サビーネを助けた際、思わず『雷の姫巫女』と自称したことで、以降はその異名が定着する。
そして、侵略して来た帝国軍と古龍を共に転移した『ウルフファング』とともに撃退して王国を救ったことで「ミツハ・フォン・ヤマノ」として子爵を叙爵し、領地を与えられる。領地に着くと、汚職に染める使用人や商人達を追い出して有能な人材を募集し、地球の専門家や技術を活用して領地の活性化を目指す。
一方で、『ウルフファング』が持ち帰った龍の素材がもとで地球の各国から目を付けられてしまい、こちらでも高官や官僚達を相手にビジネスを始める。