石動風雄の手によってミカヅキ凱と共に胎曲天から分離させられたシンゲツが変貌した姿。
シンゲツの人らしい形は鳴りを潜め、その名の通り獣が無造作に縫い合わされたような歪でグロテスクな形をしている。
体から強力な電撃を放ち、フレキシブルに回転する四枚のブレードで相手を攻撃する。
ミカヅキとシンゲツが分離させられ、ミカヅキのパンチを顔に喰らい角を折られたシンゲツが変貌。
回転ブレードでミカヅキを攻撃し、AITのメンバーの乗る歴代月光機も加えた4体で刃を抑え込まれても尚電撃で牽制。
土肥原の乗る初号機と日下統括官の乗るコンバットジャイロの一斉攻撃で劣勢に追い込まれ、それでもミカヅキの拳を受け止め引きちぎるが、共に戦ってきたすべての仲間たちの言霊の力によって生み出された「言霊の剣」で体を貫かれ、さらにミカヅキの残った片腕での決死のパンチを受け爆散。
その想念は大気圏を突破して月と衝突して消滅。地球と月の融合は回避された。
