「免許制にすべきなんだ、人間もな」
概要
以下、ネタバレ注意
ジャンケットバンクに登場するギャンブラーの一人。
作中のカラス銀行で行われるギャンブルには幾つかのランクがあり5スロット(ファイブスロット)、4リンク(フォーリンク)、1/2ライフ(ハーフライフ)、1ヘッド(ワンヘッド)の順に高くなるが、その中における最高位である1ヘッド所属のギャンブラーである。
1ヘッドからは通り名が付くようで『瞼無し(リッドレス)』『教育災害』という異名を持っている事が明かされた。『教育災害』という異名を聞かされた当人は「誰が災害だ」と不満気な様子であったが。担当銀行員は伊藤班所属の蔵木慎之介。
主人公である真経津晨が初めて1ヘッドに挙がって対戦するギャンブラー。(ただし過去に対戦した事のある村雨礼二は諸事情で即座に抜けた元1ヘッドギャンブラーの為、1ヘッド級の相手との対戦と考えると2人目である)
1ヘッドゲーム『シヴァリング・ファイア』で真経津と対戦する。
経歴
109話で初登場。駅構内で一般人に声を掛け駅内の者を錯乱させ始めた。
語り掛けた内容は当人に近しい者の秘密であるように思われる。唯一例外として学生らしき『子供』達には「家に帰るんだ」と注意するにだけ留めていた。が、それ以外の『大人』達はやがて錯乱状態が更に発展し暴動を起こすにまで至る。
最終的に死者8名、重軽症合わせて46名という大惨事になったらしく、作中のニュースにもなっていた。『教育災害』などと言われて当然である。
こんな事態を引き起こした眞鍋だが、その表の職業はなんと小学校教員。子供達に対しては非常に優し気であり、彼らの悩みに対しては目線を合わせる為に座って語らうなど気遣いも見られる。
一方で、その語らいの直後に現れた大人(子供の成績が伸びない事に文句を付けに来た)に対しては後述する『特権』を用いて個人情報を探った上で「ホスト狂いのババァが何様のつもりで僕に教育を説いてんだ?」と文字通りボコボコにした。
『大人』と『子供』に対して線引きがある事が窺えるが、その根底にある理由は現在の所不明。
1ヘッドでは3連勝中のギャンブラーとの事。
尤も、1ヘッドは『対戦相手の死亡』が常に勝利条件であるようなので連勝以外の人物は上がったばかりのルーキー以外存在しないのだが。
第3種閲覧権
眞鍋の持つ特権。「特定の人物がネット上に挙げた情報(メールやSNS、会話記録など)を全て閲覧することが出来る」というもの。理由は不明だが彼は「他人の人生を読み解いている」らしい。駅での事件もこの特権を用いて様々な秘密を集めたのだと思われる。