大脱走
だいだっそう
1963年に公開されたアメリカの映画。
概要
1963年に公開されたアメリカの映画。
監督はジョン・スタージェス。製作も務めた。
原題は「The Great Escape」。
1950年に出版された同名ノンフィクション小説を基にしているが、内容はかなり改変されている。
あらすじ
第二次世界大戦中のドイツ。
度重なる捕虜の脱走に手を焼いたドイツ軍は、脱走が極めて難しい収容所を作り、そこに常習犯たちをまとめて叩き込んでしまおうと考えた。
そして集められた捕虜たちは当然脱走のプロフェッショナルたちであり、かつてない大胆な脱走計画が立案される。
登場キャラクター
ヒルツとエリック、ルーガー以外は英国空軍所属。
()内は演者。
- バージル・ヒルツ(スティーブ・マックイーン)
米国陸軍航空隊大尉。
独房王の異名を持つ一匹狼。
- ラムゼイ(ジェームズ・ドナルド)
大佐。連合軍捕虜のリーダー格。
- ロジャー・バートレット(リチャード・アッテンボロー)
少佐。頭脳明晰で、集団脱走計画の首謀者となる。
- アーチボルト・アイブス(アンガス・レニー)
中尉。小柄な男。
ひょんなことからヒルツとコンビになる。
- アンソニー・ヘンドリー(ジェームズ・ガーナー)
義勇飛行隊の大尉。アメリカ人。
物資調達に長けた調達屋。
- コリン・ブライス(ドナルド・プレザンス)
大尉。身分証の偽造などを担う。
- ダニエル・ヴェリンスキー(チャールズ・ブロンソン)
大尉。ダニー。
トンネル掘削を担当する。
- ウィリアム・ディックス(ジョン・レイトン)
大尉。ウィリー。
ダニーの親友で、同じくトンネル掘削を担当する。
- サンディ・マクドナルド(ゴードン・ジャクソン)
大尉。地獄耳で、さまざまな情報を集める。
語学に堪能。
- ルイス・セジウィック(ジェームズ・コバーン)
中尉。限られた物資でツルハシなどさまざまな工具を製作する。
- エリック・アシュレー＝ピット(デヴィッド・マッカラム)
英国海軍航空隊の少佐。
トンネル掘削の際に出た土を上手く廃棄する仕事を担う。
- デニス・カベンディッシュ(ナイジェル・ストック)
大尉。トンネル掘削の際に測量を担当するほか、掘削の音がバレないように合唱隊も組織する。
- グリフィス(ロバート・デズモンド)
収容所内の布からさまざまな衣類を作る仕立て屋。
- フォン・ルーガー(ハンネス・メッセマー)
収容所の所長。
軍人としての誇りを持ち、冷酷な行為を嫌う。
