ふたりで恋をする理由

ふたりでこいをするりゆう

少女漫画雑誌『マーガレット』の連載作品。

概要

少女漫画雑誌『マーガレット』にて2018年より連載された作品。(現在は完結済み)

あらすじ

安堂うららは、電車の中で自分を助けてくれた男性が同じ学校の生徒＝岡庭愛慈だったと知り、運命の恋ではないかと思うように。仲良くなろうと試みるが何故かクラスメイトの男子・美園純から妨害が…。「あんたに愛慈くんは渡さない」これって一体、どういう意味!?

(pixivコミックより引用)

登場人物

安堂うらら(あんどううらら)

高校1年生。明るく素直な性格をしており、困っている人を放っておけず、自分を犠牲にしてまでも助けようとするほどに正義感が強い。しかしよけいなお世話だと相手から罵声を浴びたり、周囲からお人よし過ぎると呆れられたりしている。中学時代に思いを寄せる男子がいたが、友達も同じ男子が好きだと知り、本心を打ち明けられずに友達の恋愛が成就するように協力した苦い経験を持つ。そのことから、次の恋愛は自分の気持ちを優先して行動することを決めている。電車内でトラブルに遭った際、助けてくれた岡庭愛慈に一目ぼれし、運命の人だと感じてアプローチを開始。その際、クラスメートの美園純から愛慈に近づくなと牽制され、純に苦手意識を抱いている。しかし、純とかかわるうちに本来は優しい性格だと知り、次第に打ち解けていく。おいしい物を食べると、心の底から幸せそうな表情を浮かべる。

血液型はＡ型。

岡庭愛慈(おかにわあいじ)

高校2年生。純とは幼なじみ。両親の離婚や祖母との死別によって家族がいない純の寂しさを埋めてきた人物で、彼のことをまるで本当の弟のように可愛がっている。大人びた容姿のイケメンだが、岡庭愛慈自身は年齢のわりに老けていることを気にしている。整った顔立ちと、コミュニケーション能力も非常に高いため、老若男女を問わず多くの人から慕われている。異性から恋愛感情を抱かれる機会も多いが、過去の苦い経験から特定の彼女を作らずにいる。電車でトラブルに遭っていた安堂うららを助けたことをきっかけに、うららから好意を寄せられるようになる。放課後は近所のイタリア料理店でアルバイトをしている。

血液型はＡ型。

美園純(みそのじゅん)

cv.島崎信長

高校1年生。うららの同級生。幼い頃に両親が離婚し、母親に引き取られた過去を持つ。しかし母親が仕事で海外赴任をすることになり、母方の祖母に育てられた。祖母は中学校時代に亡くなったため、現在は一人暮らしをしている。昔から祖母を手伝ってきたこともあり、家事全般のスキルは非常に高い。家族との縁が薄いことを寂しく感じており、祖母が亡くなった際に寄り添ってくれた幼なじみの岡庭愛慈を慕っている。それ故に運命の人だと浮ついた気持ちで愛慈にアプローチを繰り返すうららを許せず、最初は悪態をついていた。しかし、うららの人柄を知るうちに態度を軟化させ、次第に彼女のことを異性として意識するようになる。第一印象はクールで愛想のないように見えるが、本来は優しく思いやりのある性格の持ち主。

誕生日は12月25日。身長は174.5cm。血液型はＡ型。

帯解一(おびとけはじめ)

cv.江口拓也

秋丘高校に通っている。うららの友人の紹介で開かれた合コンでうららに一目惚れする。とても素直で真っすぐな性格で、積極的にデートに誘うなど恋愛に関しても積極的。その真っすぐすぎる猛アタックにうららが驚いてしまうこともしばしば。一方で、うららと仲のいい純に対しては敵意を剥き出し、2人が話していたりすると激しく嫉妬する。

血液型はＯ型。