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CV:皆川純子

概要

物語の主人公で、四大公爵家の一つベザリウス家の嫡男。

15歳の成人の儀の際にバスカヴィルの民(父・ザイ=ベザリウスが主犯)によって身に覚えの無い罪を宣告され、闇の監獄・アヴィスに堕とされた。そこで血染めの黒うさぎ(アリス/ビーラビット)と違法契約を交わし、アヴィスを脱出したが、時間の歪曲によって脱出した先は10年後の世界だった。その後は、自分がアヴィスに堕とされた理由である己の罪と、アリスの記憶を探すためにアリスと共にブレイクの部下としてパンドラで働くことを決心。

陽気でいたずら好きだが、従者であるギルバートをいじめることが半ば趣味という腹黒少年。頭の回転が早く、大人びた一面も持つ。妹のエイダを溺愛している。母は幼い頃に亡くなり、父親は何故か彼の事を忌み嫌っていた為、親の愛に恵まれなかった。そのため幼い頃からオスカーがオズにとっての父親代わりであった。幼い頃に父親から自分の事を「生まれてこなければよかった」と言われた事が心の傷となり、未来や周囲の人間に期待せず、全てを受け入れてしまう様になった。それが危機感のなさや自己犠牲的な言動に繋がっていた。

しかし、エリオット達との出会いで己の弱さに気づき、「自分」に眼を向けるようになる。

血染めの黒うさぎ(アリス)の力による負担を抑えるため、普段は鴉の力を用いてギルバートの左手で力を封印している。

しかし、刻印の針が進むにつれ、封印に関係なくオズ自身が黒うさぎの力を振るうようになる。その際はアリスの大鎌と鎖を武器とし、瞳が赤く染まる。また、黒うさぎの力を行使している際のオズは普段の様子からは想像のできない凶暴な性格を顕にする。

現在はジャックがオズの精神の中に宿っており、有事の際にはジャックがオズの体を乗っ取ることもある。その際オズは意識はあるものの、体の自由は利かない。

彼の父ザイ=ベザリウスによると「ジャック=ベザリウスの器」のこと。「アヴィスの意志」を手に入れるための鍵と目されている。

プロフィール

身長:162cm

年齢:15歳(本来は25歳)

好き:女の子(好みは年下)、甘いもの、紅茶

嫌い:特になし

得意:絵、歌、詩の暗唱、ヴァイオリン、ピアノ、ダンス、勉強、乗馬、計算、銃、剣(ただし実戦経験がない)

苦手:父親

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