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オレは知りたい オレの罪ってのがなんなのかを・・・!

概要

プロフィール

身長162cm
年齢15歳(本来なら25歳)
CV皆川純子

物語の主人公で、四大公爵家の一つベザリウス家の次期当主。

15歳の成人の儀の際に、突如現れたアヴィスの使者・バスカヴィルの民に身に覚えの無い罪を宣告され、闇の監獄・アヴィスに堕とされる。アヴィスを脱出するため、血染めの黒うさぎ(アリス/ビーラビット)と呼ばれるチェインと違法契約を交わしたが、時間の歪曲によって脱出した先は10年後の世界だった。その後は、自分がアヴィスに堕とされた理由である己の罪と、現実世界に散らばったアリスの記憶を探すために行動している。

女の子が大好きで、初対面のシャロンに心を射抜かれたり、花売りの貧しい女の子にホスト顔負けの台詞を言ったりと節操がない。

陽気でいたずら好きだが、従者かつ親友であるギルバートをいじめることが半ば趣味という腹黒少年。頭の回転が早く、大人びた一面も持つ。

妹のエイダを溺愛している。母は幼い頃に亡くなり、父親は何故か彼の事を忌み嫌っていた為、親の愛に恵まれなかった。そのため幼い頃から叔父のオスカーがオズにとっての父親代わりであった。幼い頃に父親から自分の事を「生まれてこなければよかった」と言われた事が心の傷となり、未来や周囲の人間に期待せず、全てを受け入れてしまう様になる。それが危機感のなさや自己犠牲的な言動に繋がっていたが、エリオット達との出会いで己の弱さに気づき、「自分」に眼を向けるようになる。

血染めの黒うさぎ(アリス)の力による負担を抑えるため、普段はの力を用いてギルバートが左手で力を封印している。

しかし、刻印の針が進むにつれ、封印に関係なくオズ自身が黒うさぎの力を振るうようになる。その際はアリスの大鎌と鎖を武器とし、普段の様子からは想像のできない凶暴な性格を顕にする。

単行本17巻にて、オズと、その罪の真実が明らかとなった。

チェイン

血染めの黒うさぎ(ビーラビット)

アヴィスへ堕とされたオズが脱出のため違法契約を交わしたチェイン。

アヴィスに関係するものでさえ破壊し、砂塵とする能力を持つ。

詳しくはアリスを参照。

ネタバレ*

以降ネタバレ注意

「アリス 君の笑顔が好きだった」

彼の正体はレイシーがアヴィスの核に贈ったおそろいの黒うさぎのぬいぐるみに魂が宿ったものである。レイシーが消えた後にアリスと出会い、「オズ」と名付けられた。

曰く、アリスからの物理的な扱いは「色々とひどい」。それでも唯一無二の存在として大切に想われ、彼自身もアリスの笑顔を誰よりも何よりも大切に思っていた。

現実世界側にある躯を犠牲にしてアヴィスの意志から託された「レイシーの想い」をジャックへと届けるが、それが彼の狂気の引き金を引いてしまう。その後ジャックがアヴィスの意志に頼み、アヴィス側に残ったぬいぐるみを元に作らせたチェインが黒うさぎ(ビーラビット)のオズとなった。

他のチェインと一線を画す性質は世界の形を留める鎖を破壊するほど強力であり、サブリエの悲劇においては「世界をアヴィスへ堕とす」という目的を掲げるジャックの命令により、望まぬ破壊と虐殺を強いられることになった。

殺したくない、壊したくないと泣き叫ぶオズを救うためにアリスは自害し、直後にオズから黒うさぎ(ビーラビット)としての力を奪いとった。やがて、アヴィスの力によって巻き戻されるジャックの躯にチェインとしての自覚を無くしたオズの魂が宿り、現在のオズ=ベザリウスが形成された。

一度は真実を知ったことで己の存在を否定するも、ギルバートやエコー、オスカー達の言葉によって自身を肯定できるようになっていった。

崩壊を続ける世界を救うため、刻印の力でアヴィスの意志への道を開く。アリスとアヴィスの核を分離し、核の力が制限なく使えるようにしたことで世界を救った。

契約者を壊したことで消えてしまうが、別れの時に「本当は消えたくなんかないけど、そう思って泣けることが”幸せ”だと思える」と語った。

最後にギルバートと再会を約束し、アリスと共に微笑んで手をつなぎながら本来の姿を取り戻したアヴィスの黄金の光の中へと消えていった。

そして、百の巡りを経て再び生れ落ち、アリスと訪れたレイシーの墓でギルバートとの再会を果たした。

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オズ=ベザリウス
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