声 - 沢城みゆき
「比泉生活相談事務所」のバイト兼副所長。 9月3日生まれ。16歳。身長165cm。
茶色の髪と目を持ち、髪を結っている。眼鏡っ子で巨乳。
過去に「堕ちた」半妖で言葉を物質化することができる「言霊使い」。趣味は旅行。 実は伊達眼鏡だが、視力がいいわけではないようで、コンタクトレンズを併用している。百合っ子らしい。 さっぱりした気前のいい性格。自分の意思が関与できないことは全て「運が悪い」と割り切るようにしている。 半妖であるため身体能力は高く、ヒメと互角にやり合えるほど(電柱を飛んで移動することもできる)。1対多ならヒメより強いらしい。戦闘時はその身体能力に言霊を加えたスタイルを取る。その際多数の銃器を出すこともあり、秋名曰く「真正の乱射魔(トリガーハッピー)」。
言霊を唱える際は壁、氷などの簡単なものなら一言で済むが複雑なもの(人の手で作られたもの)は対象物の素材や見た目、仕組みなどを細かく口にしなくてはならない。そのため、複雑かつ必要なものは辞書登録(インストール)をしている。辞書登録は、舌で対象物を舐めることによって“味を覚える”らしい。登録済みのものを物質化するときは必ず「ショートカット」と言い、その後に出すもののキーワードを言う。ドイツ国防軍制式武器の「FLAK36 88ミリ砲」(「ショートカット アハト アハト(88)」)「MP40」、などを登録してある。
またかなりのミリタリーマニアらしく、ドイツへ旅行しに行った際コブレンツ国防技術博物館を訪れたり、列車砲をショートカットなしで物質化したことがある。また、文章を読むことによって物質化することも出来るが、本人曰く「しんどい」らしい。また電話で大声で言霊を使えば、相手の側で具現化させることも出来る。
言霊は現時点で、「壁」のような物質を出現させるものと、「圧」「風」などエネルギーを発生させるものの2種類が確認されている(「凍」のように物質の状態を変化させたようなものもある)。ただ疲れてくると発した言葉を物質化できず「文字」が現れてしまったり、能力を使い過ぎると声を枯らしてしまう。
堕ちた際に多大な被害を出したらしく、ざくろ曰く「一番血の匂いがする」とのこと。表では気にしないようにしているが、その時のことを責められると少しネジが外れてしまう。七郷開花において、自分達半妖がカギを握ると考えている。
作者曰く、連載が決まる最後の最後のバージョンまで存在しなかったキャラクターだったが、当時の担当の「眼鏡っ子は必要でしょ」の一言で急遽作った。