凶悪ボンバー軍団
きょうあくぼんばーぐんだん
『スーパーボンバーマン5』に登場する敵キャラクターの集団。
概要
ボンバー星周辺で凶悪な犯罪を重ね、ボンバー刑務所に服役中の重犯罪者たちである。警備の万全具合では宇宙一とも言われてきたこの刑務所だったが、テロリンによって破壊されて脱獄。世界を手に入れんとするテロリンに従い、再び活動を始めるようになった。
ボンバーマンたちは、これまでの戦いの舞台の多くを飲み込んだかのような世界「テロリンワールド」の脅威からボンバー星を守る為にテロリンへ戦いを挑むのだが、道中で必然的に彼らとの戦闘を余儀なくされることになる。
元が多種多様な凶悪犯であり各々の中は良くない。メンバーの中には明らかに対立関係となっているのもある。そんな凶悪犯たちを纏め上げて従えることができるテロリンもすごいが。
なお、過去作に登場した凶悪ボンバー五人衆とは特に何の関係も無い。
メンバー
メイン画像左から順。
- マッスルボンバー
- 怪力による破壊活動を行ってきたことで逮捕された。生身で巨大タンカー5隻と高層ビル3棟を破壊したことがある。
- 戦闘ではパワーグローブによるボム投擲を行う。しかし、ボンバーマンを投げる機能は無い。
- ボスの中ではHP6(2人プレイでは7)と一番の体力自慢だが、正直弱いため、ただの体力馬鹿でしかない。
- Zone3のボスとして登場し、倒すとパワーグローブを落とす。
- ボンバーノ男爵、ボンバーワン
- 男爵と呼ばれているがその本性は詐欺師という男。飼い犬のボンバーワンは男爵にしか懐かない。
- 戦闘では、ボンバーノ男爵はアイテムばら撒きを行い、ボンバーワンは複数の地雷ボムを埋める能力を持つ。
- ボンバーワンは体力は2(2人プレイでは3)と一番低いものの、地雷が厄介で適度に起爆しないと自滅する危険性もある。逆に設置された場所さえ把握すれば踏まないようにするという戦法もある。本当にZone1のボスとは思えないほど強い。
- ボンバーノ男爵は大抵ゲタかドクロといった役に立たないアイテムを出すため適度に消しておく必要がある。時々有益なアイテムをばらまくこともあるが、男爵自身が取ってしまうこともあるため狙って取りに行くのは危険。
- ボンバーワンはZone1のボスとして登場し、倒すと1UPを落とす。ボンバーノ男爵はZone4のボスとして登場し、倒すと追跡ボムを落とす。
- ブンドリボンバー
- 盗賊としては非常に優秀な腕前だったものの、ボンバーノ男爵の飼い犬であるボンバーワンの首輪を狙って失敗したことで逮捕された。そのためボンバーノ男爵とは特に仲が悪い。
- 銃を所持しているが戦闘では使用しない。
- 戦闘ではブロック通過とボム通過を持っており、ボンバーマンに接触しただけでアイテムを奪い取れる。
- リモコンボムといった強力なアイテムを奪い取られると勝利は絶望的になってしまうため、最初に素早く壁を破壊して遠くから攻撃を当てよう。
- Zone4のボスとして登場し、倒すとブロック通過を落とす。
- デイブボンバー、ガリーボンバー
- 暗黒街を仕切るギャングの頭目。肥満体型のデイブと痩せ型体型のガリーの兄弟でガリーが兄。どちらも頭脳派。
- 猪突猛進のデイブと冷酷非情のガリーのコンビは暗黒街最強とも言われる。
- 戦闘では、デイブはパンチによるボム飛ばしやソフトブロック生成による防御を行い、ガリーは追跡ボムとボムキックを併用してくる。
- どちらもZone2のボスとして登場し、倒すとデイブはボムパンチ、ガリーはボムキックを落とす。
- 海賊ボンバー&手下ボンバー
- 刑務所の中でも古参のメンバーであり、かつて海賊として方々の海を荒らしまわっていたという。
- 海賊は剣を所持しているが、戦闘では使用しない。
- 戦闘では海賊ボンバーがゲタアイテムの投げつけを行う。同行する手下ボンバーは特に特殊能力なし。
- 片方を倒すと少しの間動きが止まる(海賊ボンバーの動きを止めるには先にワルーイから下ろしておく必要あり)。
- Zone3のボスとして登場し、倒すとリモコンボムを落とす。
- 鉄仮面ボンバー
- 刑務所最古参のメンバー。刑務所内でも謎の存在と言われ続けた男。獄中での様子はおろか、なぜ刑務所入りするハメになったのかも不明のままである。
- 斧を所持しているが、戦闘では使用しない。
- 戦闘ではパンチやキックなどのアイテムを使うほか、貫通ボムを携えており、倒された雑魚キャラクターを召喚により補充してくる。
- HPは5だが、2人プレイではHPが+2されマッスルボンバーと同じHP7と一番の体力自慢となる。2人プレイではボスのHPが+1されるが、+2されるのはこいつだけ。
- Zone4のボスとして登場し、倒すと貫通ボムを落とす。トゥルーエンドを見たいなら彼を倒すよりほかない。
結末
このゲームはエンディングが2つあり、バッドエンドではボスのテロリン共々逃亡した描写がある。トゥルーエンドでは全員揃って再度投獄された模様である。
