POPPY_PLAYTIME
ぽぴーぷれいたいむ
導入
You are about to see the most incredible doll ever invented.
あなたは、これまで生み出された中で最も素晴らしい人形を見ることになるでしょう。
Her name is "Poppy,"
その名も『ポピー』。
and she is the first truly intelligent doll in the world.
世界初、真の知性をもった人形なのです。
A little girl can talk to her, Poppy gives her answers.
子供が話しかければ、ポピーは返事をしてくれます。
She is the first doll actually able to have a conversation with a child.
史上初の、本当の意味で、子供と会話ができる人形なのです。
Hard to believe?
信じられないって?
……just watch.
……百聞は一見にしかず。
概要
『POPPY PLAYTIME』とは、2021年にリリースされた一人称視点の3Dサバイバルホラーゲームである。2022年5月現在、chapter2まで公開されている。2023年にchapter3がリリース予定。Steam版・Android版・iOS版がある。
ストーリー
かつて最大のおもちゃ会社であったPlaytime社。しかし10年前のある日、従業員が忽然と姿を消してしまった。Playtime社の元従業員である主人公は、そこで起きた謎の失踪事件の真相を探るため、今は廃工場となってしまったPlaytime社に足を踏み入れた…。
ゲームシステム
一人称視点・3Dのゲームであり、プレイヤーにできる操作は、歩行(+ダッシュ)と後述する『GrabPack』というおもちゃを使うこと。GrabPackを駆使してステージのパズルを解いたり敵から逃げたりしてゴールに到達することが、プレイヤーの目標となる。
基本的にはじっくりとパズルを解き先へ進んでいく。敵に追われることもあるが、イベント演出を除きこちらから敵への攻撃手段は一切ないため、ひたすら敵から逃げつつステージを突破しなければならない。
用語(キャラクター・組織など)
Playtime社
かつての最大のおもちゃ会社でありこのゲームの舞台。10年前に従業員が突如失踪した後、廃工場となっている。おもちゃ会社らしく、ステージ中にはたくさんのおもちゃが散乱している。おもちゃだけではなく、同じくらいセキュリティにも力を入れている。さらに孤児の保護や里親募集にも力を入れており、従業員に里親となることを推奨している。
表向きは普通のおもちゃ会社だが、ステージ中にあるビデオテープやカセットテープから得られる情報では、上述したこと以外にも、得体の知れない実験をしていたようである。
余談だが社内ポスターに「10分以上の休憩禁止」とあり、労働条件はさほど良くないことが窺える。大企業ゆえのブラック体制か。
GrabPack
攻略の上で重要なアイテム。背中に背負うおもちゃ。大きなマジックハンドが両肩についたようなもので、アームは電気伝導性がある。遠くのものに触れたり、引き寄せたり、逆に突き飛ばしたり、あるいは電気が通っていないところに通電したり出来る。chapterによって性能が変わることがある。
PoppyPlaytime(ポピー・プレイタイム)
Playtime社のおもちゃのひとつであり、タイトルにもなっている。日本で言うところのリカちゃんやメルちゃんのようなおもちゃだが、冒頭で紹介した通り、会話することができるという画期的なおもちゃ。
HuggyWuggy(ハギーワギー)
Playtime社で最も売れた、青いぬいぐるみ。chapter1でボスとして登場。
色違いとして、ピンク色でガールフレンド設定のKissyMissyや、小さくて様々な色をしたMiniHuggiesも登場。
MommyLongLegs(マミー・ロングレッグス)
ピンク色の蜘蛛のキャラクターのおもちゃ。四肢が伸縮可能なプラスチックで出来ており、自由に曲げたり伸ばしたりできる。chapter2のボスとして登場。
夫にDaddyLongLegs、子供にBabyLongLegsがいる。
その他のおもちゃ
その他のPlaytime社のおもちゃ及びキャラクターたち。いずれもメインキャラクターでは無いが、それらしきおもちゃがステージ内にあったり、ゲーム中の仕掛けや敵として登場する。
KissyMissy(キシーミシー)
ハギーワギーに似たピンク色のおもちゃ。
ハギーワギーの『恋人』。
ゲームステーションに存在する列車の駅員の役割をしてる模様。
BunzoBunny(ブンゾー・バニー)
シンバルを持った黄色いウサギ。
『miusicalmemory(ミュージカルメモリー)』のフロアにて登場。
Bron(ブロン)
ブロントサウルスがモチーフと見られる赤い恐竜。
Daisy theflower(デイジーフラワー)
黄色の花を模したおもちゃ。
Mini huggies(ミニハギーズ)
小型のハギーワギーのおもちゃ。全色で4色存在する。
『wack-a-wuggy(ワック・ア・ワギー)』のフロアにて登場。
CandyCat(キャンディキャット)
舌の長い青い猫でキャンディが大好き。
PJ Pug-A-Pillar(パグ・ア・ピラー)
いもむしのような姿をしたイヌ。
『statues(スタチュー)』のフロアにて登場。
Catbee(キャット・ビー)
虎柄の猫に蜂の触角と羽が生えている。
BoogieBot(ブギー・ボット)
緑色のロボット。
Prototype1006(被検体1006)
手(?)の形をした物体。詳細不明。
Boxy Boo(ボクシーブー)
『PROJECT:PLAYTIME』に登場するキャラクター。
びっくり箱をモチーフになっている。
PoppyPlaytime、HuggyWuggy、KissyMissy、MommyLongLegsに加えてこれらのおもちゃたちが、Playtime社のマスコットキャラクターとなっている(実際にゲーム内で集合絵が確認できる)。
上記の他にも、安全性の問題などの理由で製造中止となってしまったおもちゃが複数ある模様。例えばBarrel o' Huggysは誤飲による事故が問題となった、など。詳細はPlaytimeCo.の記事に記載。
派生ゲーム
project:PLAYTIME
本作をモチーフとした、マルチプレイヤーのサバイバルホラーゲーム。新キャラのBoxy Booも登場。
外部リンク
公式YouTubeチャンネルでは、ゲームの宣伝動画やOSTなどが視聴出来る。
日本語版の公式YouTubeチャンネル。
現在Chapter3のTeaserTrailer2のみが公開されており、字幕がついている。
海外のファンが当ゲームの情報をまとめている。日本の辞典系サイトより活発で詳しい。カセットテープを聞いたり、本編未登場キャラ含めたキャラクターたちの画像などを見ることができる。