落選
らくせん
落選とは、一般的に複数の意味があるが、ここでは特にサークル参加の抽選でサークルスペースが取れなかったことを指す。コミケでは「抽選洩れ」と呼ばれる。
そもそも落選が何故起こるか?
答えは単純に会場で収容できるサークル数以上にサークル参加希望者数が多いためである。
抽選の基準はイベントにもよるためこれという基準は不明だが、
すくなくとも絵や漫画の腕前はあまり関係が無いことが多い。
ただ、申込書に書くべき内容に抜けがあるなどの書類不備は問答無用で落選とされるというのは
どのイベントもほぼ共通である。
大きいイベントだと会場もでかいが、参加希望者数も当選倍率もハンパじゃなく、
連続で落選することも珍しくない。
そのため当落発表の時点でひとつの祭りとなることが恒例である。
特にコミケとなるとその規模からサークル参加申し込み数も半端ではないため
公式発表によれば毎回1万を超える落選サークルが発生しており、
何回も申し込んでようやく当選(あるいは逆に何回申し込んでも落選する)サークルもざらに存在する。
残念ながら、落選してしまった・・・
落選した場合は以下の行動を取ることになる
1.知り合いなどのスペースに置かせてもらう(委託する)
2.そのイベントで物を出すことを諦める
落選した以上、基本的に2を選ばざるを得ないのだが、知り合いなどを通じて1を選ぶ人も居る。ただしあくまでも「置かせてもらう」立場であるし、イベントによっては委託についてのルールもあるので、委託したからといって委託先サークルに任せっきり、にはできないのである。
また2を選び物を出すことを諦めたとしても、そこでそのイベントでのサークル活動が終わりというわけではない。基本的に落選した場合は手数料を除いたサークル参加費が返ってくるため、イベントに応じた手続き委で返金を受け取る必要がある。