何を勘違いしてんだか知らないが、俺がお前さんを殺すのに恨みも何もないだろ。街でヤバい奴を見つけたんだ。問答無用で殺すに決まってる
人物
橙色の髪にバンタナをつけた青年。
年齢はスバルよりやや上。
当初はスバルを帝国の貴族と勘違いをし好意的に接していたが…。
スバルからの情報で森を燃やすことを上官に進言をし、燃えたことを大喜びする残酷な姿を現す。
死に戻りをしたスバルが冷静な態度で接してしまったため以後彼に警戒心を抱き、
リゼロ史上一番ヤバイ奴へと変貌をしてしまう。
スバルをトラウマになるほど執拗に追い詰め、自身の目的を果たすためならばジャマルさえ利用する。
作中では大罪司教と変わらないと言われている彼の所業を目の当たりにした読者もドン引きしたほどであろう。
正体(ネタバレ注意)
彼の正体は人狼であり、狼人と人との混血である半獣人である。
彼の姓であるファングは牙を意味し、初登場時から軽い伏線となっていたことがわかる。
ヴォラキア帝国では狼は忌み嫌われる対象であり、そのため狼に剣を突き刺すことが由来として剣狼の国とも呼ばれる。
半獣人なだけあって、簡単には死なないタフな体を持っているため、生半可な傷ではダメージを与えられない。
獣化すると全身から髪色と同じく橙色の体毛が生え、鋭い牙を持つ巨大な狼の姿になる。