桂乃芬
けいないふん
あたしの十八番を見せてあげる——胸元で岩砕き!
人物
奇縁によって仙舟に留まっている殊俗の民。今は情熱的な大道芸人である。
本名は「グィネヴィア」で、そもそも仙舟人ではなく、家族のいる故郷から単身で上京してきた。「桂乃芬」とは、親友である素裳が彼女のために付けた仙舟人としての名前である。
「羅浮」での新しい人生を前に、桂乃芬は仙舟文化への愛によって、すぐに生計を立てるための得意技——逆立ち麺食い、胸元で岩砕き、素手で銃弾つかみなどを身に付けた。
また、動画配信サイトも開設しており、時には自身が幽霊が苦手にもかかわらず心霊スポットを探索するイベントを考案するなど、フォロワー数稼ぎのためなら身体を張る事も。
ストーリーではVer1.5のイベント「狐斎志異」(現在は常設)のキーパーソンの一人として登場。
彼女が素裳と動画撮影中に心霊現象に遭遇したことをきっかけに、開拓者と十王司による歳陽捕獲作戦に巻き込まれることとなる。
能力と戦術
対象に対して火傷状態を主体とした弱体効果をばらまくデバッファー。炎属性キャラの中でも使いやすく、虚無軸編成には必須と言えるほどお手軽なのがポイント。
軌跡
- 通常攻撃『喝采満場』
指定した敵単体に炎属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル『出だし好調』
指定した敵単体に炎属性ダメージを与え、隣接する敵に一定割合の炎属性ダメージを与える。また、確率でその敵及び隣接する敵に燃焼状態を付与する。
燃焼状態を付与された敵はターンが回ってくる度に炎属性の持続ダメージを受ける。一定ターン数継続。
- 必殺技『十八番を披露するね』
敵全体に炎属性ダメージを与える。また、敵が燃焼状態にある場合、付与されている燃焼状態の一定割合分のダメージが即座に発生する。
- 天賦『古来、芸人は君子に頼る』
桂乃芬がフィールド上にいる時、敵が燃焼状態によるダメージを受けた後、確率で一定ターン継続する「火喰い」状態になり、被ダメージがアップする。「火喰い」状態は一定層数累積できる。
桂乃芬の使いやすさが非常に関わるポイント。ターン継続などではないが、相手の被ダメージが上がるため、虚無アタッカーと非常に高いシナジーを持つ。
- 秘技『大道芸』
敵を攻撃。戦闘に入った後、敵に一定回数のダメージを与える。1ヒットごとにランダムな敵単体に炎属性ダメージを与え、その敵を確率で「火喰い」状態にする。
火傷にしやすいという点もあるが、この秘技の最たる点はダメージ数値が何故か非常に高いこと。模擬宇宙で秘技関連のバフを使うと6桁ダメージを叩き出して敵を消し炭にしてしまうことも…?
星魂
名称が彼女の芸のレパートリーとなっている。
①『逆立ち麺食い』 | 戦闘スキルを発動した時、100%の基礎確率で攻撃を受けた敵の効果抵抗-10%、2ターン継続。 |
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②『歯を磨きながら口笛を吹く』 | 敵が燃焼状態の時、桂乃芬の通常攻撃と戦闘スキルがその敵に付与する燃焼状態のダメージ倍率+40%。 |
③『胸元で岩砕き』 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④『喉元で槍先受け止め』 | 桂乃芬が付与した燃焼状態がダメージを与えるたびに、桂乃芬のEPを2回復する。 |
⑤『剣呑み』 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥『素手で銃弾受け止め』 | 「火喰い」の累積可能層数+1層。 |
過去
明るく楽観的な人物に見えるが、仙舟同盟に来るまではかなり波乱に満ちた人生を送っていた。
彼女を含む12人兄妹は「朝廷キャメロット」の実質的なトップである護国公の家に生まれ、家族の愛を受けながら何不自由ない幼少期を送っていたが、反物質レギオンによって故郷が滅ぼされて両親は戦死。
父の忠臣だった老騎士に連れられ、他の兄妹と共にカンパニーの鉱星「ホンボルト-σ」に流れ着くが、そこでの生活は過酷を極め、「あの酷い場所については話すことはない」と述懐する程。
結果父親代わりだった老騎士が過労死したことで生活はいよいよ困窮し、長兄らは星間海賊に身を堕とす。食事に困ることはなくなったが、最終的にグィネヴィアを含む兄妹はカンパニーに捕らえられ、仙舟同盟に引き渡されてしまった。
このことに怒った長兄が仙舟の商船を襲ったことで討伐されたが、事情を知った討伐軍の将軍の計らいにより、長兄は助命され、グィネヴィアらは仙舟同盟に迎え入れられた。
彼女は仙舟「羅浮」の金人港を拠点とする雑技団に入り、狐族の悠ねえの指導の元、芸人としての才能を開花させて現在に至っている。
関連ビデオ
光円錐