アキ(獣神ライガー)
あき
「獣神ライガー」の登場キャラクター
概要
CV:冬馬由美
第30話「戦士に捧げる愛」に登場。剣の幼馴染の女性。父親の事業の失敗で夜逃げ同然に街を去り、剣とも離ればなれになっていた。現在はテニスコートで働いている。
困った人を放っておけない、面倒見がいい優しい性格。剣にとっては姉みたいな存在で、剣からは「アキ姉」と呼ばれて慕われていた。
ドル・ファントムの策略で乗機を撃墜され、そのショックで負傷して記憶喪失になったリュウ・ドルクを見つけて、助けるべく病院に連れていく。しかし、そのことでリュウ・ドルクを狙うドル・ファントムの配下の者に襲撃を受けて、戦いに巻き込まれてしまう。
しかし、アキは危険な目にあいながらもリュウ・ドルクを見捨てたりはせず、共に逃げて寄り添い支える。アキの優しさに触れて、リュウ・ドルクもアキに想いを寄せて、互いに強く惹かれあった。
やがて、記憶を取り戻したリュウ・ドルクは戦士として再びドルガに搭乗して、サンダー・ライガーと戦うことになり、アキをそれを止めようとして戦闘に巻き込まれて重傷を負う。瀕死のアキは倒れていたところをリュウ・ドルクに発見されて介抱されたが、時すでに遅く、詫びるリュウ・ドルクに自分の気持ちを伝えて亡くなった。
死の間際、リュウ・ドルクに看取ってもらったのがせめてもの救いだった。アキとの邂逅と死によって、リュウ・ドルクは人間という存在、自らの出自、人類を滅ぼそうとするドラゴ帝国の姿勢に疑念を抱くようになった。
余談
ちなみに、ネームドゲストキャラの悲劇的な最期に定評のある本作における「最後の死亡ゲストキャラ」でもある。