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作永きみの編集履歴2024/09/30 14:53:38 版
編集者:五代かおる
編集内容:文章修正。

概要

作永きみとは映画「きみの色」の登場人物である。担当はギターとヴォーカル。

プロフィール

出演作品きみの色
性別女性
CV髙石あかり
身長162cm
好きなものエレキギター

人物

トツ子と同じ学校に通う優等生だったが、突然中退する。同居する祖母にそのことを秘密にしながら、古本屋でアルバイトをしていた所に偶然トツ子と再会。その場に居合わせた影平ルイと共に、トツ子発案のバンドを組むことになる。

学校を中退した理由は、大切な祖母と同級生達の期待の重さに加え、「本当の自分らしさ」を押し出せずに優等生であり続けようと苦悩した末の判断であったことが明かされる。 ルイが学校を辞めた事は後悔しているのか問うと、「わからない…。でも自分の決めたことでこんなにウジウジしているのは違うと思う」と返した。

ルイに好意を寄せているかのような描写が度々登場する。

・序盤でルイときみが書店で顔を合わせるシーンで、ルイが軽く会釈しているのに対し、きみは驚いた様子で少し頬を赤らめ、顔を慌てて逸らしている。

・さらにスノードームをトツ子と買いに行くシーンでは、トツ子がルイのクリスマスプレゼントにスノードームを買うことを提案すると、彼女が頬を赤らめるという明らかにルイに好意を寄せていると見られる描写がある。まるで彼女らがスノードームにいるかのような美しい描写と共に描かれ、この映画での必見シーンの一つと言えるだろう。

物語の終盤、ルイが遠方の大学に船で旅立ってしまうことになる。 船上でルイはトツ子ときみの姿を探すが、いるのは他の見送りの団体ばかり。 その頃彼女達は、近くの堤防で三角座りをしていた。 トツ子が「ちゃんと会わなくて良かったのかな?」と問う。 きみは「またすぐ会えるよ」と返す。 トツ子が「楽しかったね」と聖バレンタイン祭のあの熱狂を思い出し、またきみに話しかける。 きみは「うん」と返事をしたが、その顔は言葉と違って硬い。 その時、汽笛が鳴った。 トツ子は「ルイくんの船だよ!きみちゃん、行こ!」と立ち上がり、声をかけた。 きみは顔を上げる。 2人が見送りに来てくれない事をルイは少し悲しそうにしていた。 あるものが視界に入り、ルイの目が見開かれた。 その目に映っていたのは。 全力疾走するきみと、それを追いかけるトツ子の姿だった。 堤防にきみが立つ。

「頑張れーーーーーー!!!」

おそらく作永きみの人生の中で最も大きな声だった。

「頑張れーーーーーーー!!!」ともう一度。

「ルイくーーん!!!」とトツ子も叫ぶ。

「頑張ってーーーーーーーーーーーーーー!!!‼︎」

それは最早「告白」であった。 ルイは隣の人の紙テープを(半分奪うような勢いで)貰い、大きく振った。 突然何者かに押されるかのようにテープがルイの手から解き離れ 空を舞った。 3人が同時に見たのは 太陽に照らされながら空に舞う七『色』であった。

わたしの目には,

あなたは高価で尊い。

わたしはあなたを愛している。

ーイザヤ書43章4節

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編集内容:文章修正。
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