小笠原祥子
おがさわらさちこ
小笠原祥子とは、「マリア様がみてる」の登場人物。
概要
CV:伊藤美紀
紅薔薇ファミリーの一人。本作の準主役と言える。
物語初頭では高校2年生、「紅薔薇のつぼみ」(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)として登場。
小笠原グループの娘という生まれながらのお姫様。
長い黒髪と華やかな美貌をもち、高貴で優雅な振る舞いで下級生からの人気も高いリリアンのスター。
基本的にはストイックで自他に厳しく、筋の通った考え方を持っているが、身内にはヒステリックで感情的な一面を見せる。しかしあまり素直な感情表現は得意ではない。
スーパーお嬢様ゆえ、一般的な常識が欠けていることがしばしばある。
極度の男嫌いであり、このことが『マリみて』本編が始まるきっかけでもあった。
男性恐怖症に陥った理由は、祖父や父が多数の妾を抱えていたことによる。また、婚約者であり、自身も憎からず思っていた柏木優から、「自分は同性愛者だから偽装結婚に留めてほしい」とカミングアウトされたことが決定打となった。
男性と意識しない相手、つまり二次性徴前の子供はこの限りではなく、祐巳とよく似た容姿である福沢祐麒も例外。
読者からの呼ばれ方は「祥子様」「さっちゃん」など。