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コバルト文庫

こばるとぶんこ

コバルト文庫は集英社が刊行するライトノベルのレーベルの一つである。主に少女向け小説を扱っている。
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概要編集

集英社少女小説を代表するレーベルであり、いわゆる「女性向けライトノベル」に該当する作品群のパイオニアスニーカー文庫富士見ファンタジア文庫、そしてかつてのソノラマ文庫等と並ぶ老舗として君臨している。


新井素子久美沙織氷室冴子らライトノベル創生期の先駆者を多く輩出。少女向けの恋愛ものをメインに扱っているが、それ以外に、ファンタジーSF推理百合BLなども多く、刊行される小説のジャンルは多岐にわたっている。


2019年1月刊行分限りで紙書籍での出版を取り止め、電子書籍とWebサイトでの発表を中心にしながら、姉妹レーベルのオレンジ文庫に活動の場を移している。なお、電子書籍という形で本レーベルからリリースされた作品の中にはオレンジ文庫を通じて紙書籍化される事もある。

なお、集英社は、1965年から1971年にかけて、コバルト・ブックスというジュニア小説のレーベルを出していた。


沿革編集

中高生向け小説誌『小説ジュニア』(2016年まで刊行されていた雑誌『Cobalt』の前身)の作品を文庫化するレーベルとして1976年に創刊。当時はまだ「ライトノベル」という概念がなく、掲載誌にちなみ「ジュニア小説」と呼ばれていた。創生期には平岩弓枝川上宗薫などの作家陣が執筆していたことでも知られている。


主催するコバルト・ノベル大賞の歴史は長く、直木賞作家の山本文緒唯川恵角田光代なども受賞者である。


先述の通り2019年1月刊行分限りで紙書籍での出版を止め、電子書籍に転換した。


メイン画像は『なんて素敵にジャパネスク』を題材に描かれたもの。


コバルト・ピンキー編集

1990年代に集英社系少女漫画雑誌(『りぼん』『マーガレット』など)とのタイアップブランドとして「コバルト・ピンキー」(Cobalt Pinky )のブランディングが行われ同じコバルト文庫内でも区別されたが、これに関しては2000年代に入る前に展開を終了させている。


基本的に、これらに類するブランド作品は「コバルト ピンキー(雑誌名)」として呼称された。元が『りぼん』連載作品であれば「コバルト ピンキー・りぼん」(Cobalt Pinky-RIBON )という形である。(というか、このシリーズ、一応建前としてマーガレットも範疇として入れられているものの、ほとんど「りぼん系」の作品しか無い)


内容はこれらの少女漫画雑誌に連載された漫画作品を原作に置くアニメ作品の小説化作品(ノベライズ)であるため、設定も原作漫画の設定ではなくアニメ版設定を前提として執筆されていた。


作品一覧編集

あ行編集


か行編集


さ行編集


た行編集


な行編集


は行編集


ま行編集


や行編集


ら行編集


わ行編集


コバルト・ピンキー編集


関連タグ編集

集英社 ライトノベル

Cobalt(雑誌)

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