ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

コバルト文庫

3

こばるとぶんこ

コバルト文庫は集英社が刊行するライトノベルのレーベルの一つである。主に少女向け小説を扱っている。

概要

集英社少女小説を代表するレーベルであり、いわゆる「女性向けライトノベル」に該当する作品群のパイオニアスニーカー文庫富士見ファンタジア文庫、そしてかつてのソノラマ文庫等と並ぶ老舗として君臨している。

新井素子久美沙織氷室冴子らライトノベル創生期の先駆者を多く輩出。少女向けの恋愛ものをメインに扱っているが、それ以外に、ファンタジーSF推理百合BLなども多く、刊行される小説のジャンルは多岐にわたっている。

2019年1月刊行分限りで紙書籍での出版を取り止め、電子書籍とWebサイトでの発表を中心にしながら、姉妹レーベルのオレンジ文庫に活動の場を移している。なお、電子書籍という形で本レーベルからリリースされた作品の中にはオレンジ文庫を通じて紙書籍化される事もある。

なお、集英社は、1965年から1971年にかけて、コバルト・ブックスというジュニア小説のレーベルを出していた。

沿革

中高生向け小説誌『小説ジュニア』(2016年まで刊行されていた雑誌『Cobalt』の前身)の作品を文庫化するレーベルとして1976年に創刊。当時はまだ「ライトノベル」という概念がなく、掲載誌にちなみ「ジュニア小説」と呼ばれていた。創生期には平岩弓枝川上宗薫などの作家陣が執筆していたことでも知られている。

主催するコバルト・ノベル大賞の歴史は長く、直木賞作家の山本文緒唯川恵角田光代なども受賞者である。

先述の通り2019年1月刊行分限りで紙書籍での出版を止め、電子書籍に転換した。

メイン画像は『なんて素敵にジャパネスク』を題材に描かれたもの。

コバルト・ピンキー

1990年代に集英社系少女漫画雑誌(『りぼん』『マーガレット』など)とのタイアップブランドとして「コバルト・ピンキー」(Cobalt Pinky )のブランディングが行われ同じコバルト文庫内でも区別されたが、これに関しては2000年代に入る前に展開を終了させている。

基本的に、これらに類するブランド作品は「コバルト ピンキー(雑誌名)」として呼称された。元が『りぼん』連載作品であれば「コバルト ピンキー・りぼん」(Cobalt Pinky-RIBON )という形である。(というか、このシリーズ、一応建前としてマーガレットも範疇として入れられているものの、ほとんど「りぼん系」の作品しか無い)

内容はこれらの少女漫画雑誌に連載された漫画作品を原作に置くアニメ作品の小説化作品(ノベライズ)であるため、設定も原作漫画の設定ではなくアニメ版設定を前提として執筆されていた。

作品一覧

コバルト・ピンキー

関連タグ

集英社 ライトノベル

Cobalt(雑誌)

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    Lidatonia

    「地下の部屋へ戻りましょう」 しがみつくようだったリダトニアの手を一度離させて、手の上に手を重ねるスマートなエスコートの形に置き変えた。 「階段を下りる途中でお客さまの目につくと妙に思われますからね」 秘密の話をするように笑ってみせて、ドールを伴い客室を出る。
  • 【影の王国】Make haste slowly.

    再読したらどうしてもどうしてもど う し て も!!!!読みたくなって自分で書いてみたどうしようもない二次創作です……………切実に語れるお仲間を募集する意味で上げてみます。ぴくしぶってそういう場所ですよね!!h!!hえ?違うの?そう……***※十年も前のコバルト文庫のシリーズです。※恐らく今は絶版しています。※最終巻後の二人を捏造しています安定の萌え豚クオリティ。※書きたいシーンだけ書き殴っています自慰です自慰こんなもん(゚ω゚)プップクプー!*2015.06/09 Without haste, but without rest.という対になる話をくっつけました!
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    The thirtieth market

    最初に意識されたのは不鮮明な視界だった。その中に、仄かに光を纏わせる黄金の色を見つけて安堵する。 もうひとつのベッドに足を組んでかけ、唇を指でつまみながら何か考えるふう。 闇の半分が光に薄められたような空気の色合いから、朝早い時刻なのだろうとぼんやり思った。 やがてこちらに気がついたようにキラの視線が流れてくる。立ち上がって、寝台の脇までやって来た。 「気分はどうですか、アルテッド」 空気に溶け入るような穏やかな声に問いかけられる。ああ、この人のこういう声は久しぶりに聞く。そう思う内に額に手が当てられた。
    16,581文字pixiv小説作品
  • ちょー美しい微笑み

    新作を読んでたら随分と昔に書いていたものをひっぱりだしてしまいました。ふるふるしながら読み返しましたが、勢いでお日様のもとに放り投げてやろうと思います。●私が小説を書くようになったきっかけをくれたちょーシリーズと野梨原先生に多大なる感謝を込めて。いつまでも大好きです!
  • お見通し

    何番煎じかわからないエドリディ。 エドガー以外に危機感がないリディアって可愛いですよね。
  • 【影の王国】More haste, less speed.【完結】

    *数年に一度、原作をうっかりぺらりと再読してしまってはドロドロにハマり込んで日常生活もままならなくなるアカウントがこちらです。ご査収下さい。😉 *前半2ページは2017年発表のもの、3ページ目が今年ようやく書き終えたラスト部分です。 *もう今更この時代にハマってハマってどうしょもないです…しかしその勢いで2017年から放置していた連載をこの程仕上げる事が叶いました!! 以前のものは削除しましたが、頂いたコメントなどは暗記するくらい読み込んだ後にスクショさせて頂きました。本当に本当に本当に、励みになります…!!!! *しかしこの空白の期間にさえpixivに影の王国話がそんなには増えてないのどうして何で こわい 訳が分からない… *もっと!!二次創作増えますように!!月哉と瞳ちゃんのその後の話とか!色々なキャラのお話が!!読みたいなーーー!!!!2021年は!!!影の王国再建の年にしましょうよ!!!!!ね!!!!!!!!!!(喉から血が出る程に叫んでそのまま後ろに倒れる
    11,906文字pixiv小説作品
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    memento

    ―――間違えないでくださいね。 鷹と同じ色の瞳でこちらを覗き込みながら男が囁く。 ―――他の誰かではなく、わたしの皿に盛るのですよ。
  • 降誕祭の贈りもの~鏡のお城のミミ より~

    昔の原稿を整理していたら見つけました、べた甘エリック×ミミ。 お友達とつくった同人誌の原稿だった気がしますが、まあ持っている人はほぼいないと思うのであげてみます(笑)。 エリック君の口説き台詞がけっこう好きかもしれない…。
  • 幸せを感じるとき

    コバルト文庫で昔出していた、山本瑤先生の「花咲かす君」の捏造です。 この作品を読んでいないと意味がわからないと思いますが、 一応視点は主人公の葉月=神の名を読める少女。今はその力を失っている。(ここでの設定は大学1年生) 夜薙王=桜丸=白鷺神社の神木、山桜の神様。人型と白カラスに変化できる。 となっています。 どうしても会話がうまくかけず、こんな口調じゃないだろう…という場所が多々あります。すみませんm(_ _)m あと内容が内容なので、一応R-15くらいだと思います。
  • 楽園の魔女たち ナハサラ詰め合わせ

    傷跡 

    ことに及ぶ前の会話 (ほかに言い方ないんかい) Rではないですがほんのり。 表紙は没原稿。
  • 季節外れの花盛り

    本編完結後、シルヴァンフォード公爵家でのできごと。 伯爵と妖精完結10周年、おめでとうございます! 永遠に最推しカプです。 合本版を買ってから、毎日読み返してはエドリディに想いを馳せる今日この頃です。
  • 楽園の魔女たち ナハサラ詰め合わせ

    呪いが解けるとき

    乙女ゲームの名前呼びイベントってエモいよね ってさぎょいぷの話から生まれた話 ナハサラでちょっとやってみたくて書きました♪ ページの都合で足りないから書き始め 結局紙面が尽き最後は駆け足に ちょいとあとあと加筆訂正するかもです
  • 影の王国

    【影の王国】学生さんの日常20題

    昔書いた「影の王国」シリーズの小話。山なし落ちなし。01以外全て「十六夜異聞2」後設定。
    15,330文字pixiv小説作品
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    mortal

    明るい色の雑草が、土の上を産毛のようにほのかに覆っていた。その向こうに湖。 女神の湖面は、なにかを隠して口を噤むように、いまは静かに凪いでいる。
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    Visitor and Leaver

    頭上に広がる空が暗い。雲が立ち込めていて、低くって息苦しい。 毒に冒された彼の血を今もし口の中に含んでいたなら、衝動的に飲み下してしまいたい気分。飲み込むのが毒でも、アルテッドをつくっていた熱い血液に包まれているなら、まだ救われるような気がするから。
    36,207文字pixiv小説作品
  • 見果てぬ夢

    紫陽花に捧ぐは…互いの心は知らずとも

    お久しぶりです。なんとか、6月中にアップが間に合いました!「見果てぬ夢」の番外編です。 誤字、脱字注意です。 文字あげるの、久しぶりすぎて文章変かもしれません。 雨季の吉野を舞台にして書いてみましたー。 次回は趣向を少し変えて、エッセイ風の自伝小説(要はオリジナル)をあげてみる予定です。 そういうのにもお付き合い頂ければ嬉しく思います♪
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    Seara

    練習をするのだと言った。復讐をするための。 パンが欲しいのなら、あんたからパンを奪った人間からパンを奪えばいいよ、といつかの朝にキラへ向かって言ったのは自分。その攻撃的な言葉に、いい方法を教えてくれたと人を食ったような顔でキラが受け合った。
  • 影の王国

    【影の王国】チチオヤのユウウツ

    瞳パパと月哉。小話。 きっと、月哉と連理ママは雰囲気が似てるんじゃないかなあ、と思ったのでした。
  • 残念ながら

    シャルルとマリナの一コマ 原作を踏まえているつもりですが、だいぶイメージが違うと思いますので、原作ファンの方はご注意ください <よくわかるてきとーな解説> 本稿は、まだライトノベルというジャンルが成立していなかった1985年7月に「愛からはじまるサスペンス」という作品で産声をあげたマリナシリーズ(著:藤本ひとみ、イラスト:谷口亜夢)をベースにした2次創作です。
  • imitation doll 3 MEMENTO・MORTAL

    Janetta

    「本当にこの店に居るんでしょうね? 空振りは御免ですよ」 冷やかに念を押したキラの言葉に、キクティオが大真面目な顔で頷いた。 「本当だよ。先月にも確かめてあるから、信用してくれたまえよ」 「まったく気乗りはしませんが、曲りなりにも脅されている立場ですのでね? 行くだけは行きましょう」 「そんなことじゃア困るよ! 何が何でも連れ出してくる気合いで行ってもらわにゃあ、キミ」 強い口調とは裏腹に、顔に浮かんでいるのは情けない表情である。
    10,992文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

コバルト文庫
3
編集履歴
コバルト文庫
3
編集履歴